カスタムカー文化に新風を吹き込む日本発のタイヤブランド「YANKEE701」が登場! 新メーカー「TIRE FROG」が手がけるこのタイヤは、かつての“引っ張りタイヤ”や“ツライチ”文化を現代にアップデート。愛車の個性を際立たせたいユーザー必見の新提案だ。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
「TIRE FROG」始動! 国産新ブランドが切り拓くタイヤの新常識
2025年7月7日、日本のカーカスタムシーンに新たな選択肢が登場する。その名も「TIRE FROG(タイヤフロッグ)」。石川県に本拠を置く株式会社EXIZZLE-LINEが立ち上げた新タイヤメーカーであり、その第一弾として送り出されるブランドが「YANKEE701(ヤンキーナナマルイチ)」だ。
EXIZZLE-LINEは長年にわたり海外製タイヤやホイール、カー用品を日本に輸入・販売してきた専門商社。その豊富な知見と、日本の自動車文化に対する深い理解を活かし、「カスタマーの“こうしたい”を叶える」ことを目指してTIRE FROGを設立したという。
“プロデュース・バイ・ジャパン”の名のもとに、技術・品質・信頼性を兼ね備えたタイヤづくりを掲げ、単なる工業製品ではなく、カルチャーの一部としての価値提供を狙う点がユニークだ。
「ツライチ」×「引っ張りタイヤ」──懐かしくも新しい美学
「YANKEE701」の最大の特徴は、その開発コンセプトにある。70~90年代には普通に履かれていた“引っ張りタイヤ”と“ツライチ”の美学を現代のストリートシーンへ再定義。シンプルに言えば、「履くだけでクルマの見た目がキマる」タイヤなのだ。
「単なる移動手段としての足回りではなく、愛車の個性を表現するファッションとしてのタイヤ」。これこそがYANKEE701の掲げる世界観だ。
展開されるサイズは以下の5種類。いずれもツライチ仕様を意識したサイズ感で、ホイールとの組み合わせで絶妙なフィット感を演出できる。
- 215/40R18 89Y XL
- 205/40R18 87W XL
- 215/40R17 87W XL
- 205/40R17 84W XL
- 205/45R17 88W XL
これらのサイズは、特にコンパクト〜ミドルサイズのセダンやハッチバック、スポーツ系カスタムにマッチしやすいラインナップ。特定車種を狙い撃ちした“攻め”のサイズ選定ともいえる。
見た目だけじゃない。性能・信頼性にも注目
見た目のインパクトが際立つYANKEE701だが、当然ながら「走り」にも妥協はない。製造には国内基準に則った高い品質管理が徹底されており、XL(エクストラロード)規格に対応した耐荷重性能や、高速域での安定性も備える。
街乗りユーザーはもちろん、スタイルだけでなく安心感を求めるカスタマーにもおすすめできる製品となっている。
販売は全国のタイヤ販売店、カー用品店、またはオンライン通販(tireshop4U)にて展開予定。さらに、Webサイトの開設やSNSキャンペーン、イベント出展など、プロモーションにも力を入れていくという。
これは“攻めのタイヤ”だ!
YANKEE701は、単なる“懐古主義”ではない。かつてのカーカスタム文化に敬意を払いながらも、現代のテクノロジーとスタイリング感覚で進化を遂げた一品だ。「ちょっと最近のタイヤって、どれも似たり寄ったりで面白くないよね」と感じている読者にこそチェックしてほしい。
しかも、開発・販売ともに純国産。愛車を足元から「らしく」魅せたいなら、このタイヤを選ばない理由はないだろう。

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