日産エクストレイルがマイナーチェンジを実施した。新型では「ロッククリーク」や「NISMO」などキャラの立つ新グレードを投入し、ラインナップを拡充。間もなく発売予定の新型RAV4やハリアーを迎撃する準備はこれで整った!
文:ベストカーWeb編集部/写真:奥隅圭之、日産自動車
フロントマスクはよりニラミの効いた顔付きに!
今回のマイナーチェンジでまず注目すべきは、エクステリアの刷新だ。フロントグリルは横桟調の精密なパターンに変更され、シグネチャーランプはデイタイムランニングランプとして常時点灯化。前後のターンシグナルもLED化され、バンパー下部のグロスブラックとサテン調シルバーのアクセントで、より洗練された表情となった。
インテリアはインパネ上部を黒色化、ナッパレザー仕様はブラウンへと変更され、落ち着いた雰囲気に。織物クロスによるジャパニーズモダンの表情を持ちつつ、USBポートは全席TYPE-C化、ワイヤレス充電トレイや大型センターコンソールなど快適性と機能性をしっかり両立させている。
さらにニュースとなるのがGoogle搭載NissanConnectの採用。Googleマップやアシスタント、Playストアに対応し、スマホとの連携がシームレスに進化。ワイヤレスApple CarPlayやAndroid Auto、NissanConnectサービス、車内Wi-Fiも利用できる。さらにアプリ経由でエアコン遠隔操作やドアロック忘れの通知&リモートロックも可能になった。
安全装備では、国内初となる3Dビューとインビジブルフードビューを備えたインテリジェント アラウンドビューモニターを搭載。クルマ周囲の死角を減らし、狭い道での取り回しをサポートするなど、安全性能が一段と高まった。
タフギア魂を磨いた「ROCK CREEK」
3つの個性を紹介しよう。まずアウトドア志向に向けたROCK CREEKは、ブラック基調の外装に溶岩をイメージしたラバレッドの差し色を採用。専用フロントグリルやバンパー、ルーフレール、さらにラバレッドアクセントを施した専用デザインの19インチアルミを装備し、存在感をぐっと強めている。
インテリアも特徴的で、防水仕様のシートを標準装備。シートやドアトリム、インストパッド、ステアリングまで随所にラバレッドを施し、アウトドアギア感を徹底的に演出している。泥や水に強いだけでなく、インテリア全体に一貫した世界観を持たせている点がポイントだ。
ボディカラーは全7色を設定。中でもキャニオンベージュ×スーパーブラックの2トーンは専用色で、自然のフィールドに溶け込むような仕上がり。SUVとしてのタフさを強調しつつ、街でも映えるデザインを兼ね備える。
プレミアム×爽快感の「AUTECH SPORTS SPEC」
「AUTECH」ブランドは湘南・茅ヶ崎をルーツに持ち、ブルーを象徴カラーとするプレミアムスポーティ路線。その新たな柱が「AUTECH SPORTS SPEC」だ。
このモデルは、サスペンションとパワーステアリングを専用チューニングし、さらにコンピューター(VCM)制御とe-4ORCE配分をドライブモードごとに最適化。入力を効果的に減衰させるパフォーマンスダンパー®を装備し、ミシュラン プライマシー4(255/45R20 101V)を組み合わせることで、ロングドライブでの快適性とコーナリング時の安定感を両立している。
インテリアはブルーステッチを効かせたブラックレザーシートやキルティング加工、ステアリングやコンソールにも専用エンブレムを装備し、特別感を強調。見た目だけでなく、熟練のテストドライバーが徹底的に走り込みを行った仕立てで、ハンドリングの上質さと爽快な乗り味を両立させている。





















コメント
コメントの使い方見た目はデカいノートと三菱っぽくなってしまいましたが、NISMOがちゃんと
バッヂだけじゃないモーター出力&制御変更仕様で出てくれた事に、大興奮です
スカイラインも37で超安定志向になり、日産でFRらしさを感じるのがZのみになってましたからね