2020年2月6日に正式発表、3月19日の発売開始がアナウンスされた三菱のスーパーハイトワゴン eKクロススペース・eKスペース。
およそ6年ぶりのフルモデルチェンジとなった今回も日産との共同開発、2月25日に発表となった日産(デイズルークスあらため)ルークスと同時発売となる。
ここではその概要をご紹介!
なお、価格はeKクロス スペースが165万5500円(NA・2WD)~199万1000円(4WD・ターボ)、eKスペースが139万9200円(NA・2WD)~176万7700円(4WD・ターボ)となっている(いずれも税込)。
●「eKクロススペース」「eKスペース」ここがポイント!
・日産と共同開発されたeKワゴンのトールバージョン
・進化した高速道路同一車線運転支援技術「マイパイロット(MI-PILOT)」搭載
・ 4つの機能が加わり更に安全性を高めた「三菱e-Assist」搭載
・従来車からホイールベースを65mm延長、室内高はN-BOXと同じ1400mm
・小さいお子様のいる家庭での使用を想定しリヤシートのスライド量をクラストップに
・「日産ルークス」も同時デビュー!
●【画像ギャラリー】スペック・価格表、さらにはルークスの画像も! まとめてギャラリーでチェック!!
※本稿は2020年1月のものです
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年2月26日号
■SUVテイストの「eKクロススペース」、親しみやすい「eKスペース」
三菱eKスペース、eKクロススペースは昨年3月に登場したeKワゴン、eKクロスの背を高くしたスーパーハイトワゴン。
その中身は「eKシリーズ」を踏襲しており、エンジンは直3、659ccのターボとNA。
ともに一部廉価グレードを除きマイルドハイブリッド仕様で、CVTと組み合わされる。
装備もeKシリーズに準じており、高速道路での半自動運転を実現する「マイパイロット」や先進安全装備の「eアシスト」が設定されるほか、eKスペースシリーズ独自の装備として、雪道や泥濘路の下り坂で速度を制御する「ヒルディセントコントロール」も用意される。
室内高は1400mmと公表されており(下段の画像を参照)、これはスーパーハイトワゴン軽で室内が最も広いとされるN-BOXと同じ。
また、スライドドアの開口幅も従来型よりも90mm広い650mmを確保しており、乗降性が大きく進化していることがうかがえる。
同時に兄弟車となる日産デイズルークスも登場(2020年2月25日発表、こちらも3月19日発売開始)。
流通ジャーナリスト遠藤徹氏の情報によると、新型の車名は「デイズ」がなくなり「ルークス」になるという。差別化を図りたいということだろう。
N-BOX、タントが君臨するスーパーハイトワゴン軽市場はまさに激戦区。そこに挑むeKスペース、eKクロススペースに勝算はあるか。
まずは試乗してその完成度を確かめたいところだ。
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