乗れば違いがわかるんだけど……スペック的にはどう違う!? ランクルファミリーの基本性能をおさらい

乗れば違いがわかるんだけど……スペック的にはどう違う!? ランクルファミリーの基本性能をおさらい

 レクサス版ランクルであるLXとGXも含めると、かなりの「大家族」と言ってもいいトヨタ ランドクルーザーファミリー。外観や乗り味が違うのは承知しているのだが、サイズやスペック的にはどう違うのか? 改めてざっくりおさらい!!

※本稿は2025年8月のものです
文:片岡英明/写真:奥隅圭之
初出:『ベストカー』2025年9月10日号

【画像ギャラリー】もしも「ランクル検定」があったら……ココ出ます!! スペックと特徴からみるトヨタ ランドクルーザーファミリー(43枚)画像ギャラリー

トヨタ ランドクルーザー300(価格:525万2500~813万6700円)

トヨタ ランドクルーザー300
トヨタ ランドクルーザー300

 日本が世界に誇る本格派のプレミアムSUV。世界最高レベルの踏破性能を誇るとともに、舗装路でも余裕の走りを見せる。

 V型6気筒ツインターボの力強い加速フィールに加え、滑らかさや静粛性なども超一級。切れ味鋭いガソリンエンジンもいいが、全域で豊かなトルクを実感できるディーゼルターボも魅力的と感じる。

●スペック
・全長:4985mm
・全幅:1980mm
・全高:1925mm
・ホイールベース:2850mm
・アプローチアングル:32度
・ランプブレークオーバーアングル:25度
・デパーチャーアングル:26度
・最低地上高:225mm
・最大渡河性能:700mm(全モデル共通)

トヨタ ランドクルーザー250(価格:520万~735万円)

トヨタ ランドクルーザー250
トヨタ ランドクルーザー250

 プラドの後継モデル。原点回帰を掲げて登場。ランクル300からGA-Fプラットフォームを譲り受け、ランクル初の電動パワステも装備する。

 先進の電子制御デバイスに加え、一部グレードは前側にSDMを装備して駆動力をさらに高めた。6つの走行モードを設定し、オートモードは守備範囲が広く、大いに重宝する。

●スペック
・全長:4925mm
・全幅:1980mm
・全高:1935mm(ZX)
・ホイールベース:2850mm
・アプローチアングル:30度
・ランプブレークオーバーアングル:23度
・デパーチャーアングル:23度
・最低地上高:225mm
・最大渡河性能:700mm(全モデル共通)

トヨタ ランドクルーザー70(価格:480万円)

トヨタ ランドクルーザー70
トヨタ ランドクルーザー70

 「ナナマル」の愛称で親しまれている本格派のヘビーデューティ4WD。ファンの声援に応え、2023年に復活を果たした。

 丸型ヘッドライトや観音開きのバックドアに加え、前後リジッドサスペンションを受け継いでいる。クルコンに追従機能がないなど、日常使いにはそれなりの覚悟が必要だが、操る達成感は格別だ。

●スペック
・全長:4890mm
・全幅:1870mm
・全高:1920mm
・ホイールベース:2730mm
・アプローチアングル:33度
・ランプブレークオーバーアングル:26度
・デパーチャーアングル:23度
・最低地上高:200mm
・最大渡河性能:700mm(全モデル共通)

レクサス LX700h(価格:1590万~2100万円)

レクサス LX700h
レクサス LX700h

 レクサスSUV軍団のフラッグシップ。3.5L・V型6気筒DOHCツインターボを積んだ「600」に続き、パラレルHEVシステム採用の「700h」を新設定。モーターアシストの爽快で上質なドライブフィールは他では味わえないものだ。

 また、エグゼクティブはリムジン感覚の4人乗り仕様で、居心地のいい空間を約束する。

●スペック
・全長:5100mm
・全幅:1990mm
・全高:1895mm
・ホイールベース:2850mm
・アプローチアングル:27.4度
・ランプブレークオーバーアングル:28度
・デパーチャーアングル:26度
・最低地上高:210mm
・最大渡河性能:700mm(全モデル共通)

次ページは : レクサス GX550(価格:1195万~1270万円)

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