2028年……2025年の現在からするとまだ先の話だが、トヨタがGRセリカをデビューさせる。そしてGRセリカでは、その駆動方式にミドシップ4WDを採用するという。ミドシップの特別感で、ますますセリカが楽しみになってきた!!
※本稿は2025年8月のものです
文:永田恵一/写真:トヨタ、ベストカー編集部 ほか/予想CG:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年9月26日号
今も昔も少数派で特別な憧れの存在
トヨタは2028年にGRセリカをミドシップ4WDで登場させる。
セリカのビッグネームが復活すること自体が大きなトピックだが、クルマ好きをワクワクさせるのはミドシップ4WDという駆動レイアウト。ミドシップと聞いただけで、条件反射的に脳汁がダダ洩れする人も多いはずだ。
F1、ハイパーカー、グループCカー、グループB時代のWRCマシンなどが、すべてミドシップということからも、運動性能を突き詰めればミドシップに行き着くということが分かる。
そして、ミドシップは市販モデルが少なく、その希少性からスペシャル感満点だ。さらに50代中盤以降の世代にとって極めつけは、ランボルギーニ ミウラ、ランボルギーニ カウンタック、フェラーリ 512BB、ランチア ストラトスなど、スーパーカーがみんなミドシップだったこと。
あの頃に刷り込まれたスーパーなイメージ、憧れは今でも不変だ。
●トヨタ GRセリカ予想SPEC
・全長×全幅×全高:4400×1860×1230mm
・ホイールベース:2600mm
・車両重量:1300kg
・エンジン:直4、2Lターボ
・最高出力/最大トルク:400ps/56.1kgm
・システム出力:―
・トランスミッション:6MT/8DAT
・駆動方式:ミドシップ4WD
・登場時期:2028年4月
・予想価格:800万〜1000万円





















コメント
コメントの使い方ラリー譲りのミッドシップ四駆というとPeugeot 205 T16が真っ先に浮かびますが、
新セリカ(MR2?)は非常に低いスタンスらしいので、小型で乗りやすいランボ的なイメージに変化します。
にしても予想CG…サイドを中心にトヨタのデザイン方針と真逆なことやってるせいで全然トヨタ製に見えないですが、何か情報を元にしてますか?