1990年代の名車「300ZX」の香りをまとった新型が登場! アメリカで公開された「2026年型日産Zヘリテージエディション」が、Z好きの心を刺激しまくっている。価格は5万5910ドル(約830万円)。おいおいこれむしろ、日本のためのクルマじゃないの!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:北米日産
【画像ギャラリー】ミッドナイトパープルに週末の湾岸を思い出す人はこちら!(18枚)画像ギャラリー300ZX直系のオーラを現代に再現!
日産はアメリカ・ナッシュビルで開催されたZファンの祭典「ZCON」にて、2026年型Zの特別仕様「ヘリテージエディション」を披露した。
ベースはRZ34型フェアレディZ パフォーマンスグレードで、専用の19インチRAYS製ブロンズホイール、カーボン製リアスポイラーにあしらわれた「Twin Turbo」バッジ、そしてボディサイドにも誇らしげに「Twin Turbo」グラフィックが入る。インテリアには専用のキックプレートやフロアマットが備わり、往年の300ZX(Z32)を思い起こさせる。
極めつけはボディカラーの「ミッドナイトパープル」。GT-Rファンには説明不要の名カラーだ。さらに新色の「ボルダーグレー/ブラックルーフ」も追加され、モダンとレトロが絶妙に融合している。
もちろん、Zのアイデンティティを象徴するロングノーズやZ32風のリアランプ形状も健在で、ファンなら一目で心を撃ち抜かれること必至だ。
走りも選べる3つのグレード構成
北米での新型フェアレディZは「スポーツ」「パフォーマンス」「NISMO」の3グレードを設定。標準のスポーツでも3.0L V6ツインターボで400馬力を発揮し、6速MTと9速ATが選べる。パフォーマンスではLSDやブレンボ製ブレーキ、BOSEオーディオなど装備が充実。そしてNISMOは420馬力に強化され、専用足回りとエアロを備えたサーキット直系の仕立てだ。
価格はスポーツが4万2970ドル(約636万円)、パフォーマンスが5万2970ドル(約784万円)、NISMOは6万5750ドル(約973万円)だが、ヘリテージエディションはパフォーマンス専用のパッケージで2940ドル(約43万5000円)。つまり約830万円で、300ZXの魂をまとったZが手に入る計算となる。Zファンにとっては「買えるレトロ」そのものだ。
日本でもかつてZ32に憧れた世代は多いはず。このヘリテージエディション、ぜひ日本仕様にも展開してもらいたい。Zを愛する心は海を越えて共通なのだ!




















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