ついに……5ナンバーサイズのセダン&ステーションワゴン(乗用車)が日本市場からなくなる! トヨタのカローラアクシオとカローラフィールダーが、2025年10月31日(金)をもって生産終了(涙)って知ってました? それにしても、現行カローラアクシオとフィールダー、目元がカッコいいじゃないか!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
【画像ギャラリー】結構イケメンじゃない?? 最後の5ナンバーカローラを一挙に(8枚)画像ギャラリー13年間も売り続けた「ニッポンの5ナンバーモデル」
2025年2月14日。トヨタから「カローラアクシオ、カローラフィールダー、トヨタ教習車(カローラアクシオベース)が、2025年10月31日(金)に生産終了」と発表された時は、「ふむ。そうなのか……」とぼんやり感じていた。
しかし、あとひと月少しでホントの最後を迎えると思うと「寂しいのぉ」と、まさに心の中に秋風が吹いていますよ。
2018年、新型カローラセダンが華々しく登場してからも、併売を続けていたカローラの現行アクシオと現行フィールダー。2012年誕生から、よくぞ13年間も売り続けてくれた!
これにともない、ず~っと日本市場で支持され、ファンも多かった5ナンバーサイズのセダン&ステーションワゴン(乗用車)が販売店から消えることになるんですよ、みなさん!!
ブラックの処理が巧みな顔! ハイブリッドで220万円なんて激安
5ナンバーサイズのセダンやステーションワゴンがなぜ消滅するのか?
日本ではセダンや、(スバルレヴォーグは人気ながら)ステーションワゴンのカテゴリーが人気低迷という背景に加え、グローバル市場を考えると、日本特有の5ナンバー規格のためにコストをかけられない……というメーカー側の事情がありそうだ。
終了していくクルマの話ゆえ、冒頭から筆者のテンションはやや下がり気味だが……、目元とグリルのデザイン。ブラックの処理が巧みで、カッコいいじゃないか、カローラアクシオとカローラフィールダー! と、最後に気分高揚!
紹介している画像は2022年8月から登場の一部改良モデルで、2025年10月31日(金)まで販売されるのがこれらのモデル。ブラックの室内はなかなか質感が高く、ナノイーXが装備されるグレードもある。
そして、価格が「安い」のも魅力!
トヨタだもの。筆者の推しはやはりハイブリッド車。アクシオの220万5600円(2WD)と、フィールダーの235万9000円(2WD)がオススメ!! この時代に、お買い得感マシマシですね。しかも、どちらもWLTCモード燃費は27.8km/L。凄いっス!













コメント
コメントの使い方セダンの魅力って、視界の良さや車体剛性の高さに加え、荷室を隔離することによる静粛性や空調効率の良さもあるんだけど、考えの浅いユーザーは室内が広くて荷物が沢山積める車を求めるようになってしまったからね。教習車はプロボックスが使えそうだけど、ヒョンデやBYDがタクシー用途と合わせ、ニッチな市場を狙ってくる可能性もある。
ついにこの時が来てしまった。年々少なくなるユーザーに対しても正直に要望を叶え続けた結果の、11代目カローラ販売継続だった。
ユーザー第一主義の象徴ともいえる車種がついに終売となる。
カローラクロスの徹底した安値提供など、カローラのユーザー目線は受け継がれているが、巨体さは二度と小さくなることはない。
ならば、小ささ以外の全てを叶える車になっていってほしい