6年ぶりにフルモデルチェンジした三菱のスーパーハイトワゴン『新型ekスペース』が、2020年2月6日に発表され、3月19日から発売される。eKスペースは、今回も日産と共同開発されている。
ラインナップは標準ボディが『eKスペース』、デリカD:5やeKクロスと同様のダイナミックシールド顔を採用したSUVスタイルの『eKクロススペース』という2種類となる。
今回は、ファミリーユースが想定される新型eKスペースを家族目線(という設定)で紹介していきたい!
※本稿は2020年2月のものです
文:ベストカー編集部/写真:平野 学、奥隅圭之
初出:『ベストカー』 2020年3月10日号
【画像ギャラリー】家族にも若い世代にもフィットするeKスペース! ”いい軽”の詳細を紹介!!
■eKazoku(いい家族)がeKスペースに遭遇!
三菱『eK space(スペース)』の「eK」は「いい軽」の意味。冗談ではなく本当の話。その新型が登場したばかりだが、標準のeKスペース以上に注目されているのがeKクロススペースのデザイン。デリカD:5、eKクロスに続きダイナミックシールド顔をまとう。ほら、写真のとおり。
そのeKクロススペースに吸い寄せられるように近づいてきたのが、都内在住のeKazoku(いい家族)の4人。
「軽スーパーハイトワゴンなのにSUVぽいデザイン。初めてかもね」(パパ)
「室内が広そう。子どもの着替えもできそうね」(ママ)
そう、eKクロススペースは他社ライバルにはないSUVに振ったスタイルで「先代のカスタムという名称に決別した」(三菱側)というほど力を入れたモデルだ。
「この力強い顔とアウトドアテイスト、僕ら男性陣もつい惹かれちゃうよ」(パパ)
パパさんが言うように、好奇心旺盛で何かを始めたいという人に刺さるのです。
■ママも喜ぶ使って嬉しい装備は?
また、ママさんの感想どおりこのモデルは広い!
2019年春誕生したeKクロスに採用された新開発プラットフォームが土台となり、考え抜かれたパッケージングが自慢。後席スライドドアの開口幅が650mm、後席スライド長が320mmなど、“4つのTOPクラス”がある。TOPクラスの開口部なのでチャイルドシートへの乗せ降ろしがラクだし、1400mmある室内高は子どもの着替えもラクラク。ママさん、大正解!
先代にはなかったマイルドハイブリッドが全車に搭載。これもウリ。eKクロスと同じシステムで、それを愛車にする三菱デザインマネージャー・大石聖二氏は「アイドリングストップ時からの再始動が静かで、走りだしの加速もアシストする感覚。必要以上に踏まないので燃費に貢献しますよ」と実感を述べる。
「走りが快適なのはわかったけど、それ以外の快適装備はないの?」(ママ)
あります。後席に風を送るリアサーキュレーター、先代はナノイーだったが新型はプラズマクラスターへと進化。空気清浄や脱臭などの効果がある。
ほかにも、スマホが充電できるUSBポートが前席裏にあるなど、室内は工夫の宝庫。さらに、ボディ下に足先を入れるだけでドアが開く、ハンズフリーオートスライドドアも。快適ですよ。
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