最近頻繁に見かける「ベンツ Gクラス」に「国内に最高のSUVがあるのになぜGクラスなのか……」と納得いかない伊達軍曹どの。ここではスバル フォレスターをGクラスと戦わせる脳内妄想戦を行ない、ジャイアントキリングを目指す!!
※本稿は2025年9月のものです
文:伊達軍曹/写真:スバル ほか
初出:『ベストカー』2025年10月10日号
「いいクルマ」なのは誰もが認めるところだが
スバル フォレスター vs Gクラス。1台ではなく、1.8Lターボとストロングハイブリッドの2台がかりで戦うという特別ルールを全日本側が提案したところ、Gはこれを快諾。王者の余裕というよりは、スバル車を舐めているということか。
いずれにせよ、まずは1.8Lターボが「SUV離れした俊敏なコーナリング性能」でGクラスに斬り込み、確実に有効を取る。
Gクラスのコーナリング性能も決して悪くはないものの、サイズと重量、つまり慣性モーメントの点で、フォレスターのほうが優位なのは明らかなのだ。
そして会場がどよめくなか、ストロングハイブリッドへのタッチが(プロレスのように)行われた。
こちらは1.8Lターボほどの身軽さはないものの、「まるで新幹線のような巡航フィール」と「まずまずの燃費」を併せ持った好選手。
カタログ燃費11.7km/LのG450d選手に対して、必殺技「エイティーン・ポイント・エイト(WLTCモード燃費18.8km/L)」を繰り出す。
さすがに効いたように見えたGクラスだったが、実際は顔色ひとつ変えないまま、豪快な投げ技「ブランド性」を決め、Gの一本勝ち。「いいクルマ」というだけでは、その牙城を崩すのは難しいのか……。
●伊達軍曹どのの判定は……「Gの勝ち!」

















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