2025年4月に登場したレクサス GX。GXを知ってしまうと「日本にはこんな良いクルマがあるのになぜGクラスばかりが注目される!?」と感じるだろう。ここでは本格クロカン高級車の2台、レクサス GXとGクラスの妄想勝負をお届けする!!
※本稿は2025年9月のものです
文:伊達軍曹/写真:レクサス ほか
初出:『ベストカー』2025年10月10日号
ほぼ互角の勝負だったが主審の恣意的な判定で……
ここでGクラスと相対するのは、2025年4月にカタログモデルが販売開始となったレクサス GX。ラダーフレーム構造を採用する本格オフローダーだ。ボディサイズは全長4970×全幅1980×全高1925mmで、パワーユニットは最高出力353ps、3.5LのV6ツインターボを採用する。
「本格オフローダーでありながら、きわめて上質な移動体験が得られる」という意味ではベンツGクラスと同種のカテゴリーに入る選手であり、動力性能はG450dとおおむね互角。そして体格は、むしろレクサス GXが優っている。
走りの質感や装備類のクオリティもGクラスに劣る部分は何ら見当たらないため、試合は「ほぼ互角」と言える形勢で進み、結局は延長戦も互角のまま時間切れに。勝負は旗判定へと持ち込まれた。
そしてここでも4人の副審が挙げた旗は「GX2本 対 Gクラス2本」となった。
最終的には主審が「どっちもいいけど、同じくらいならボクは有名でわかりやすいベンツGクラスを選びたいな」と挙げたドイツ国旗により、3対2でベンツGクラスの勝利に。場内は暴動に発展しかねないほどの大きなブーイングに包まれた。
●伊達軍曹どのの判定は……「Gの勝ち!」

















コメント
コメントの使い方どう考えてもGクラスの勝ちです…レクサスにヨイショし過ぎ…!