「出る出る」とベストカーが言っていたランドクルーザーFJ。ついについに発表になりました!!!! ベストカーがお伝えしてきたとおり、コンパクトなランクルはとっても魅力的な姿で登場しました。うーん、これはかっこいいぞ!!!! 事前取材会でゲットした情報をランクル70オーナーの編集長がびっちり解説しちゃいます。
文:ベストカーWeb編集長 塩川雅人/写真:池之平昌信
ランクル250比マイナス270mmの衝撃
やっと登場したランドクルーザーFJ。出ない出ないと言っていた人も多かったが、しっかり出ました。手前味噌ながらさすが本誌スクープ班!!! 車両サイズは全長4575×全幅1855×全高1960mm。気になるホイールベースは2580mmでランクル250比でマイナス270mm。
エンジンは2TRの2.7LのNAガソリンで120kW(163ps)、246Nmのスペックだ。ランクル250のガソリングレードと同じエンジンだが、編集部の目測で言えばランクル250の車重2300kgからマイナス200kg程度になりそうで、かなり軽快感はアップするだろう。また基本のラダーフレームを含む骨格はアジア圏のIMV0シリーズをベースにしつつ、前後はコイルサスで快適性も確保している。
当然ながらそのままIMV0というわけではなく、ブレースの追加、ボディの高剛性化も実施しているから「ランクル」と名を冠する覚悟がきっちりと現れている。サイモン・ファンフリーズ氏のプレゼンテーションのなかでは「しなやかなサスペンションでランドクルーザー70レベルの走破性を誇る」とされており、オフロードでの試乗も楽しみだ。
トランスミッションは6ATになるが、このあたりは基本的にランクル250やランクル70に採用されている「世界最強レベル」のオフロード向けATを流用しているとみられ、これまでのランドクルーザーファミリーの持っている強みをフルに生かしている。
プロトタイプでわかったことはデフロックこそリアのみだが、トランスファーはH2/H4/L4とこれもまた基本的にはランクルシリーズと同じだったこと。電子デバイスがどこまで装備されるかはわからないが、マルチテレインセレクトの採用はなさそうだ。またタイヤサイズは265/60R18のミシュランプライマシーSUVだ。
随所に見える「ランクル250」譲りの要素
インテリアはステアリングやダッシュパネルはランクル250とほぼ同様。水平基調のインパネはまさにオフローダーであり、見通しのいいベルトラインを低く設計している。高級感もあるので、オフロードのみならず市街地でも違和感なく乗ることができそう。
エクステリアはFJの名が示すようにかつてのランドクルーザーをリスペクトした愛らしくも頼もしさもある姿だ。バンパーもコーナー部、フェンダー上部の樹脂部も別体化されているので傷がついても交換が簡単になっているのは嬉しい。
リアゲートには背面タイヤが用意され、リアウィンドウとその下部のグロスでブラックアウトされた面積が大きなインパクトを与える。オフロードを走ることを考えるとリアは割と汚れやすいこともあり、ちょっとスクラッチなどの心配もあるがこのあたりは楽しめるカスタマイズが登場すると嬉しい!!



























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