ベントレーといえば超の付く高級車ブランドというイメージだが、1924年から30年にかけてル・マンで5勝するなど、創業当時はバリバリの走り屋メーカーだった。その当時のスピリットを受け継ぐ驚愕のコンチネンタルGTが登場したのよ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベントレー
【画像ギャラリー】このままレースにでられそうなベントレーを見てよ!(14枚)画像ギャラリー超軽量・FR・666PS! 100年の時を経て蘇る“走り屋ベントレー”の血
2026年に生産を開始するという新型スーパースポーツは、ベントレー史上初の後輪駆動コンチネンタルGT。炭素繊維パーツの採用や2シーター化などによる軽量化を徹底し、車重は2トンを切り、従来のラグジュアリー群とは明らかに一線を画す“ドライバー重視”のモデルだ。
搭載されるのは新開発の4.0リッターV8ツインターボで、666PS/800Nmを発揮。ハイブリッド非搭載のピュアな内燃機関で勝負する潔さがたまらない!
そのパワーを受け止めるシャシーには、アルミ製ダブルウィッシュボーンや新設計ツインチャンバーダンパー、48V電動アンチロール制御「Bentley Dynamic Ride」など、最新技術が惜しげもなく投入されている。
タイヤはピレリP-ZeroのほかTrofeo RSも選択可能で、最大1.3Gという驚異的な横加速度を誇る。同時に、大幅な軽量化と空力最適化により、コンチネンタルGTスピード比で300kg以上多いダウンフォースを獲得している点も見逃せない。
“機能が形状を決める”究極のエアロとモータースポーツ直系インテリア
外観はまさに“アグレッシブ”の一言。史上最大のフロントスプリッター、上下2段のダイブプレーン、固定式リアウイング、新型リアディフューザーなど、すべてがエアロ効果に裏打ちされた機能美だ。ルーフパネルまでもカーボン化され、徹底した軽量化思想が全身から漂う。
キャビンも2シーター化され、後席はカーボンファイバーとレザーのシェルに置き換え。新設計のスポーツシートは高いサポート性を備え、横方向のホールドも強化されている。
レザー、ダイナミカ、カーボンファイバーを巧みに組み合わせた室内は、ラグジュアリーでありながら完全に“走り優先”の雰囲気だ。
世界限定500台、各車シリアルナンバー付与という特別感も含め、まさに100周年を飾るにふさわしい究極のスーパースポーツ。100年前に誕生した初代Super Sportsの精神を、現代最高峰の技術で再解釈した“原点回帰の怪物”である。お値段を聞くのが怖い(笑)。
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