日本市場で存在感を高め続けるBYDが、2025年の販売実績を公表すると同時に、2026年に向けた怒涛の新車投入計画を明らかにした。注目は軽EV「ラッコ」だが、それだけで終わらない。需要のど真ん中を突くコンパクトSUV、そしてPHEVのステーションワゴンまで控えているというから、これは見逃せない展開だ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:BYD
【画像ギャラリー】BYD ATTO 2とSEAL 6をたっぷり見てよ!(21枚)画像ギャラリー2025年は販売台数が大幅増! 勢いそのままに2026年は「新エネルギー車元年」へ
BYDは2025年の日本における新車販売台数が3742台となり、前年比68%増という大きな成長を遂げた。これは3年連続のプラス成長で、国産逆輸入車を除けば輸入車新規登録台数で12位に食い込む成績だ。
販売を牽引したのは2025年4月に登場したSEALION 7で、EV専業メーカーとしての技術力と商品力が確実に浸透してきた印象を受ける。
そしてBYDは2026年を「新エネルギー車元年」と位置づけ、販売と商品展開を一気に加速させる。夏には注目の軽EV「BYD RACCO(ラッコ)」を投入予定で、日本独自規格への本格対応を示す一手となる。
ただし今回の発表で明らかになったのは、BYDの本気は軽EVだけにとどまらないという点である。2026年後半には、よりボリュームゾーンを狙ったコンパクトSUVと、実用性の高いPHEVステーションワゴンが導入予定。ファミリー層から長距離ユーザーまで、幅広いニーズを一気に取り込みに来ているのだ。
ATTO2とSEAL 6 ツーリングが投入へ! 日本市場に刺さる理由とは
まず注目したいのがコンパクトSUVの「BYD ATTO2」。全長約4.3mという扱いやすいサイズ感ながら、EV専用プラットフォームを活かした広い室内空間を確保。都市部での取り回しのよさと、SUVらしい実用性を高い次元で両立している。
WLTPモードで最大312kmの航続距離を持ち、日常使いから週末の移動まで不満は少ないはず。日本で需要の多いコンパクトSUV×EVという組み合わせは、ATTO2にとって大きな追い風となる。
もう一台がPHEVのステーションワゴン「BYD SEAL 6 ツーリング」。こちらはEV走行とエンジン走行を使い分けられるDM-iシステムを搭載し、総航続距離は最大1350kmを誇る(※本国値)。本国では220万円~という激安価格で売られている点もあなどれない。
燃費性能は1.7L/100kmとされ、スタイリングも悪くない。長距離移動が多いユーザーには大きな魅力だ。ラゲッジ容量も通常で675L、後席格納時には1535Lまで拡大し、まさにワゴンの王道を行く実用派モデルである。
軽EVのラッコで裾野を広げ、ATTO2で主力クラスを押さえ、SEAL 6 ツーリングで実用重視層を取り込む。BYDのラインナップ補強は、日本市場を本気で獲りにきた証と言っていい。2026年、BYDは一気に身近な存在になりそうだ。
【画像ギャラリー】BYD ATTO 2とSEAL 6をたっぷり見てよ!(21枚)画像ギャラリー























コメント
コメントの使い方