2017年5/26号(4月26日発売号)の『ベストカー』本誌からフライングで先出し情報をリーク!
目玉企画である「国産スポーツモデル大集合」企画の一幕を、誌面では味わえない動画でお届けします!
文・写真・映像:編集部ウメキ
まさにクルマ版プロ野球オールスターか紅白歌合戦か
ホンダNSX、日産GT-R NISMO、日産フェアレディZ NISMO、マツダロードスター、ロードスターRF、トヨタ86、レクサスRCF、スバルWRX STI、
そしてホンダS600。登場直後のレクサスLCは試乗車の都合で間に合わなかったけれど、国産メーカーのスポーツカーと呼べるクルマを一堂に会し、マジ走りで徹底評価をしちゃいました!!
一刀両断、激辛評価を下すのは鈴木利男さんと山野哲也さんのお二人。国内外のレースで輝かしい実績を持つこのお二人の評価ならば、メーカー開発陣も文句はあるまい……。
次々とクルマを走らせ、適確に評価を下していくそのさまは、もはや「職人」と呼ぶに相応しい雰囲気でした。
ってなワケで栃木県宇都宮市のミニサーキット「ヒーローしのいサーキット」での取材シーンをチラ見せしちゃいましょう!!
サーキットとはいえ、この「ヒーローしのいサーキット」、コース幅は狭く、コーナーはタイトで路面はうねりがあってアップダウンも激しい。
しかも各コーナーエスケープゾーンがほとんどなく、コースアウトは即クラッシュというまるで峠道のようなシチュエーション。
路面を見ると壁に向かってブラックマークが一直線!! なんて場所もあって、こりゃあなかなかハードなコースって感じがヒシヒシと伝わってくる。
山野さんは「以前、某車両の開発でここを走りまくったんだけど、開発陣からの依頼でね、ボディ強度を検討したいからということで縁石をバンバンカットして走らせたんだよね。
すると最後にはボディ側のストラットアッパー取り付け部が変形しちゃうんだよね〜」だって!! たしかにかまぼこ状の縁石は高さがあってS字の切り返しなどで踏むとものすごい入力がボディにかかりそう。
実際、今回の取材でも写真を見ると90年代グループAレースシーンみたいに片輪浮き上がり状態で走るシーンがあったりして。
いっぽう鈴木利男さんは「ボクは、ここは走ったことないんですよ〜」と。
では、軽くひとっ走りコースの様子を見つつ慣熟走行されますか!? と聞くと「ううん、大丈夫……」といきなりコースインして初っぱなから壁際数㎝まで寄せる激走!!
世界中のサーキットを走り込んでいる利男さんですからね。スタッフの失礼な発言、本当に恐縮いたします。
ホント、職人ワザのこのお二人でなければ、見守るスタッフは気を失っちゃうほどの難コース。このお二人にお任せしてよかったです!!
各車の詳しい評価はベストカー5月26日号を読んでいただくとして、そのサワリを動画で先にご覧いただき、その迫力を感じ取って下さい!!
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