BYDのコンパクトEV「ドルフィン」が装備アップデートを実施した。ステアリングヒーターや50Wワイヤレス充電など、日常で“欲しかった”装備を標準化しながら価格は据え置き。2023年9月の日本デビュー以来、高コスパEVとして評価されてきたドルフィンは、今回の進化でさらに盤石の存在となった!
文:ベストカーWeb編集部/写真:BYD
【画像ギャラリー】ドルフィンのボディカラーと価格はここから見て!(4枚)画像ギャラリー快適装備を一気に底上げ!! 普段使いで効く改良が満載
今回のアップデートの目玉は、なんといっても快適装備と先進機能の強化である。全グレード共通でステアリングヒーターを新採用。冬場の通勤や早朝ドライブで、そのありがたみを実感できる装備だ。加えて雨滴感知式ワイパーも標準装備となり、天候に左右されがちな日本の道路事情にもきっちり対応する。
さらに注目したいのが、デジタルNFCキーと冷却ファン付き50Wワイヤレス充電の標準化だ。置くだけで急速に充電できる環境は、スマートフォンが手放せない現代では必須装備と言っていい。これらを全車標準としながら、メーカー希望小売価格は299万2000円からというのだから、相変わらずBYDのコスト感覚は鋭い。
ボディカラーには要望の多かったスキーホワイトを全車設定。従来色に加え、よりクリーンでEVらしい選択肢が増えた点も見逃せない。取り回しの良いボディサイズと415km/476kmの航続距離を持つドルフィンは、街乗りメインのクルマとして完成度をさらに高めた印象である。
日本デビューからの評価を土台にさらなる進化へ
BYDドルフィンは2023年9月に日本市場へ投入された。BYDが日本で展開するモデルの中でもっともコンパクトなEVでありながら、十分な航続距離と独自のブレードバッテリーによる高い安全性、そして価格以上の装備内容で一気に存在感を高めてきた。
今回のアップデートでは、上位グレードのロングレンジにシートベンチレーションと新デザインの17インチアルミホイールを専用装備。夏場の快適性や見た目の上質感も向上し、より満足度の高いグレード構成となっている。CEV補助金35万円が適用される点も含め、実質的なコストパフォーマンスは依然として高水準だ。
コンパクトEVは「我慢のクルマ」と思われがちだが、ドルフィンはそのイメージをいい意味で裏切ってきた存在である。今回の進化は派手さこそないものの、日常で効く改良ばかり。クルマとしての完成度を着実に積み上げるBYDドルフィンは、日本のEV市場でますます存在感を強めていきそうだ。






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