徐々に身近な存在になりつつあるドローン。クルマの自動運転と同じように、ドローンにも「飛行レベル」があるのをご存知だろうか? 世界最大手である中国のDJIが、「レベル3飛行」対応機の市販を開始。レベル3飛行で何ができるのか!?
※本稿は2026年1月のものです
文:角田伸幸/写真:DJI、ホンダ
初出:『ベストカー』2026年2月10日号
ドローンの「レベル3飛行」を中国DJIが実現
クルマの自動運転と同じく、ドローンにも飛行レベルがある。そのうちレベル3は「無人地帯での目視外(機体を視認しない)飛行」を意味するが、ドローン世界最大手の中国DJIが、市販品でこのレベル3対応機を売り出した。
2025年11月に発表された農業用ドローン「T100S」「T70S」「T55」がそれ。同社エンジニアは「クルマの智駕(自動運転)に例えると、技術的にレベル3に達した」と語る。特定条件下であれば、システムが完全に操縦を代行し、ユーザーは必要な時だけ介入する全無人自動作業が可能になったのだ。
これを支えるのは、最新のクルマ顔負けのセンサー群だ。LiDARやミリ波レーダー、視覚センサーを組み合わせ、電線などの障害物を能動的に回避する。
旗艦機のT100Sは最大離陸重量149.9kg、農薬噴霧容量85Lという巨大な機体だが、スマホで害虫を撮ればAIが適切な薬量を教える機能も搭載し、操作は極めてシンプル。
ドローンの世界シェア90%を握るDJIだが、いっぽうでアメリカの禁輸対象品にもあげられており、今後は逆風も予想される。
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