26式GRヤリス が発表になりGRヤリスMORIZO RRももうすぐ抽選申し込みが始まる。GRヤリスは2020年1月の発表以来進化を続け、6年たっても古さを感じさせない。そしてモータースポーツでは各ジャンルで勝ち続けている。GRヤリス MORIZO RRが誕生したこの機会にマスタードライバーであるモリゾウさんとGRヤリスの関係を紐解いてみよう!
文:ベストカーWeb編集部 写真:トヨタ、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】公道からラリーの現場、果てはニュルまで!! 世界の名車と肩を並べるGRヤリスがハンパない!!(6枚)画像ギャラリートヨタ自動車のクルマづくりを変えたGRヤリス
GRヤリスはWRCを勝つために生まれたクルマだ。従来のトヨタは、ベース車両にさまざまなチューニングを施してモータースポーツに参戦してきた。しかし、GRヤリスは「勝つための競技車両」がまず先にあり、そのベースモデルとして開発された。従来とは発想を180度転換して生み出されたのだ。
その結果GRヤリスは国内のスーパー耐久や全日本ラリー、全日本ダートトライアルなど、さまざまなカテゴリーで大活躍している。世界に目を向ければ、GRヤリスをベースにしたカスタマー向けマシン、GRヤリス ラリー2が大人気だ。ラリー2はサーキットを走るレーシングカーに例えるとGT3マシンに近い存在だ。ベースは市販車だが、勝利を最優先にする開発が行われている。
ゆえにGRヤリスは進化を止めない。2020年の1月の発表以来6年になるが、戦闘力が落ちず古さも感じさせないのは、モータースポーツで勝つために改良し続けているためだ。
2026年WRC開幕戦のラリー・モンテカルロでは6台がエントリーするなど、ラリーカスタマーたちの憧れとなっている。人気の理由は明白で「勝てるマシン」だからだ。
2025年シーズンWRC のラリー2クラスでは全13戦中、チャンピオンになったオリバー・ソルベルグが5勝したほか、WRCラリー2は7勝を挙げ、シュコダやシトロエンの牙城だったラリー2の勢力図を完全に塗り替えてしまった。2026年5月に開催されるラリージャパンでも多くのGRヤリス ラリー2が快走を見せるはずだ。
モリゾウさん肝入りの1台、それがGRヤリスだ!
GR GTおよびGR GT3がワールドプレミアとなった時に「式年遷宮」という言葉が使われた。2000GTやLFAから続くスポーツカーづくりの哲学と技術を次世代へ継承するという意味が込められている。
ただ、スーパースポーツではなく、「我々が手に取れるスポーツカー」という意味で「式年遷宮」を体現したのがGRヤリスだ。「86もスープラもあったじゃないか!?」 と言われるかもしれないが、86はスバル、スープラはBMWというパートナーが必要だった。
トヨタ単独で再び作り上げたのはGRヤリスなのだ。
スポーツカーの「哲学と技術」を習得するのは人だ。この人づくりに時間がかかる。セリカやスープラ、MR2など2000年代にはたくさんのスポーツカーをラインナップしていたトヨタがなぜ、自前のスポーツカーを作れなかったのか? それはスポーツカーを作れるヒトがいなかったからだ。
そのことを一番わかっていたのが、豊田章男会長(モリゾウさん)だ。GRヤリスは2020年9月に発売となったGRヤリスだが、世の中はコロナ禍で、当時社長だったモリゾウさんは愛知県蒲郡市のKIZUNAで執務を行っていた。
そして時間を見つけては隣接するダートコースでステアリングを握り続けた。自身がマスタードライバーとして、GRヤリスに賭けていたと言ったらいい過ぎかもしれないが、スポーツカーづくりに懐疑的な社内の雰囲気を変えるには、社長でもある自身が鍛え「もっといいクルマづくり」を実践するよりなかった。
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