毎月200店舗の自動車ディーラーを訪問し、そこで聞いた「生の情報」をお届けする、流通評論家・遠藤徹の地獄耳スクープ。
今回は日産注目の新車「セレナe-POWER」の発売情報や「レクサスLSのフルモデルチェンジ時期」、「CX-3のガソリン車追加」など、耳よりな情報が入ってきました!
ディーラーへ出かける前に、ぜひチェックしてください!(アイキャッチ画像は現行型セレナ)
文:遠藤徹
ベストカー2017年5月26日号
■セレナe-POWER発売は多少先送りで10月投入か
ノートで大成功を収めたハイブリッド化(e-POWERグレード追加)のセレナ版は、今期の日産ディーラーの目玉商品と見込まれています。
ただし当初セレナe-POWERの追加は2017年の8月〜9月にも投入の見込みでしたが、10月以降にずれ込む可能性があります。
日産ディーラーでは年度はじめの4月に上期分のスケジュールが販売店に提示されるのが通例ですが、現段階(4月中旬時点)ではまだ明らかになっていません。
前半のキャンペーン企画を提示する4月終盤に通達される可能性もありますが、場合によっては今秋開催の東京モーターショー2017の目玉として出展される可能性もあります。現段階では「年内の投入」ということだけが通達されている状況です。
■レクサスLSは10月19日にフルモデルチェンジ
レクサスブランドの最高峰サルーン「LS」のフルモデルチェンジが10月19日に決まり、その日程が各ディーラーに通達されました。
次期型ではレクサスにおける次世代のクルマづくりの考え方である「GA-L」を採用。新設計のプラットフォーム&基本コンポーネントで仕立て、クオリティアップを図ると同時に新開発のパワーユニットを搭載。走行性を大幅に向上させます。
パワートレーンは従来の4.6~5L,V8に代えて3.5L,V6のターボとハイブリッドとし、460、600hの名称を500、500hに変更します。
ハイブリッド車はこれまで4WD車のみでしたが、FRと4WDの両駆動方式を設定します。ハイブリッド用の従来のニッケル水素バッテリーは、コンパクト&高効率なリチウムイオン方式に切り替えます。
グレードは3.5Lターボ、3.5L+ハイブリッドともに、標準、Fスポーツ、バージョンL、アドバンスパッケージをラインアップします。
法人向け仕様のロングボディバージョンも、ターボとハイブリッドの両仕様を引き続き用意します。なお、8月中旬から事前予約の受付を開始する見込みです。
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