ベストカー本誌で試乗レポートを掲載したクルマに、その時とは別の人物3名が乗ってそれぞれに評価。ここでは、わずか2年あまりでフルモデルチェンジした三菱 デリカミニを、竹岡 圭氏、日下部保雄氏、中谷明彦氏が試乗評価する!!
※本稿は2026年2月のものです
文:竹岡 圭、日下部保雄、中谷明彦/写真:ベストカー編集部、三菱
初出:『ベストカー』2026年3月10日号
先代のデザインを踏襲し機能を大幅アップ!
「新型デリカミニ」は好評のデザインを踏襲しながら、徹底的に質を高めモデルチェンジを果たした。
SUV風のタフなエクステリアに、大型12.3インチGoogle内蔵ディスプレイや3Dマルチアラウンドモニターなど先進装備を搭載し、日常からアウトドアまで幅広く対応する機能性が魅力だ。
広い室内空間と多彩なドライブモードで快適性もアップし、遊びも生活もストレスなく楽しめる信頼感あるパートナーに仕上がっている。
本誌では、2025年12月26日号で鈴木直也氏が試乗。「人気はとうぶん続きそう。そう思わせる上々の仕上がりでした」と今後を見据えた結論を残した。
今回デリカミニのレビューを担当するのは、竹岡 圭氏、日下部保雄氏、中谷明彦氏の3名だ。
【画像ギャラリー】キュートなデザインはそのままにさらに高性能に!! 頼れてかわいい三菱 デリカミニ(16枚)画像ギャラリー竹岡 圭が乗って評価:「1800km走破したからわかる! これがイマドキのSUV!」
デリカミニってスゴイんですよ! タイで開催されたAXCRのサービスカーとして、1800km走破してきた私が言うのですから間違いないです(笑)。
現行モデルはその次作になるわけですが、ヒット作の次のモデルを作るのはとても難しい。さらにデリカミニの場合、登場してからまだそんなに日も経っていないし……。
名前を聞いたら目に浮かぶアイコン的な手法のデザインは大正解だと思います。それでいて、よりタフさが増しているのはスゴイですよね。
並べてみると新しいほうがいい! と、素直に思いますから。インテリアも質感がグッと上がって、より長時間でも過ごしやすいです。
性能的には、三菱のAWDといったらコレでしょ! のダイヤルセレクト式ドライブモードは、グラベルやスノーモードまで選択できるようになっています。
さらにヒルディセントコントロール、ヒルアシストコントロール、グリップコントロールまで装備されて、もはや軽のクロスオーバーSUVを超えた実力派。雪道性能がスゴイというウワサを聞いているので、是非雪の上で走らせてみたいですね。
オンロードの走りとしては、先代の特徴でもあったややクロカンを思わせる動きから、イマドキのSUVになったという感じで、多くの方がより乗りやすくなったと思います。
●ポイント採点チェック
・ハンドリング:10点
・デザイン性:10点
・乗り心地:10点
・使い勝手:10点
・コストパフォーマンス:8.5点
日下部保雄が乗って評価:「異彩を放つ三菱の血統。軽とは思えぬ静粛性と乗り心地」
各メーカーともに多彩なバリエーションを揃える軽。そのなかでも、特に異彩を放っているのが「デリカミニ」だ。オフロードに強い三菱のブランド力が、軽に安全性と頑丈さを連想させる。
そして、2代目デリカミニは快適性に磨きがかけられたのだ。試乗したのはターボの4WDだが、特筆すべきは静粛性と乗り心地だ。フロントガラスやドアの遮音対策が効果的で、とても軽とは思えないほどの仕上がりだ。
シャシーではショックアブソーバーにKYBのPROSMOOTHを採用し、乗り心地はパタパタしない滑らかさが身上だ。デリカミニではさらに悪路走破時にも上下動が抑えられる仕様に変更している。
またタイヤサイズが165/55R15から165/60R15に変更され、さらにまろやかな乗り心地となった。
ハンドリングはスーパーハイトワゴンの宿命。ロールは大きいが姿勢安定性は案外高く、安心してハンドルを握ることができる。
そしてデリカミニはプロペラシャフトを持つフルタイム4WD。三菱ならではのダイヤル式のドライブモードは出力モードで2種類、路面に応じて3種類の駆動力配分が選べる。このあたりにも三菱の血統を感じさせる。
●ポイント採点チェック
・ハンドリング:7点
・デザイン性:8.5点
・乗り心地:9点
・使い勝手:9点
・コストパフォーマンス:7点



















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