中谷明彦が乗って評価:「軽の枠を超えた四駆性能! 快適性で示す次世代の完成度」
三菱デリカミニは、スーパーハイト系軽自動車でありながら、本格的な四輪駆動性能を備えた稀有な存在である。デビューしてからわずか2年でフルモデルチェンジを受け、先代ユーザーの心理は微妙だろうが、実際は新型に即座に乗り換えるユーザーも多数に上るという。
デリカミニのサスペンションは専用チューニングが施され、足回りの動きそのものの質を高めることで、荒れた路面でも安定した走行を可能としている。
中空スタビライザーの採用やハブナックルのアルミ化によりロール剛性を確保しつつ、バネ下重量を軽減し、バネレートを抑えた結果、スーパートール特有の不安定さは巧みに抑え込まれている。
一般道での乗り心地は非常にしなやかで、突き上げ感が少なく、軽自動車の枠を超えた快適性を実現している点は特筆すべきだ。
最低地上高は160mmを確保し、グラベルやスノーを含む軽自動車としては初となる5つのドライブモードと相まって、雪道や未舗装路での走破性も高く、信頼感がある。
加速時のエンジン遮音性やステアリングフィールには改善の余地が残る。静粛性、居住性、装備を含めた総合完成度は極めて高い。
かつてパジェロミニが担っていた「軽で行ける場所を広げる」役割を、現代的な技術で再定義した訳だが、高い価格設定を性能と装備で納得できるか、だ。
●ポイント採点チェック
・ハンドリング:8点
・デザイン性:10点
・乗り心地:10点
・使い勝手:9点
・コストパフォーマンス:7点

















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