ガソリン価格が久々に大きく動いた。3月23日時点のレギュラーガソリン全国平均価格は177.7円と、前週から13.1円の大幅値下がりとなった。本稿では最新の価格動向とともに、今すぐ実践できるガソリン代節約の最適解を解説する。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、Adobe Stock
ガソリン価格はなぜ下がった? 3月26日から補助金が1L48.1円増額へ

石油情報センターが3月25日に発表した3月23日時点のレギュラーガソリン全国平均価格は前週から13.1円の値下がりし177.7円となった。
ガソリン補助金はガソリン価格が170円となるよう、補助金が出されているが、3月26日からのガソリン補助金は 1Lあたり48.1円となり、先週の30.2円より 17.9円の増額となった。これは2022年6月に 1Lあたり41.4円支給された2022年6月を上回る過去最高となった。
政府は3月26日、石油の国家備蓄の放出を始めた。国家備蓄基地11カ所から計約5300万バレル(30日分)を順次放出。民間備蓄は3月16日から15日分の放出を進めていて、国家備蓄30日分と合計で約8000万バレルを放出する。
また3月26日から補助金が増額されることで、1~2週間程度かけてゆっくりと値下がっていく見通し。ガソリン補助金の財源は、基金の残高2800億円を活用し、さらに2025年度の予備費 8000億円程度を基金に支出する方針だが、10円の補助を行うと、1カ月あたり1000億円程度の財政負担が生じると言われているので、いつ枯渇するのか危惧されている。
ちなみに3月25日15時時点の原油価格は1バレル= 89ドル台。一時期100ドルを超えた時より収まっているが、ホルムズ海峡は事実上の封鎖状態が続いているので今後の見通し張って立っていない。
では、同じ177.7円という平均価格でも、実際の給油価格はどれくらい違うのか。ここで重要になるのが「地域差」と「スタンド選び」だ。
ガソリン価格比較サイトのgogo.gsの投稿データでは、安いスタンドの傾向は明確だ。郊外、幹線道路沿い、大型商業施設併設。この3つが揃う場所は、価格競争が激しく地域最安帯になりやすい。
もちろん都道府県別の価格も異なっているが、関東全体の傾向では埼玉が169.4円、千葉が171.6円、神奈川が171.3円と、 180.1円の東京より隣県のほうが安かった(石油情報センター)。とはいえ、東京に住んでいるユーザーがわざわざ埼玉に行くのはちょっと……。走行距離と燃費を計算した後で給油を行いたい。
gogo.gsのデータでは、全国で一番安いレギュラーガソリン価格(3月26日現在)で148円(三重県伊勢市)、一番高いのは252円(沖縄県八重山市)だった。
またコストコや大型ホームセンター併設のガソリンスタンドもガソリン価格が安い。これらは来店客向けのサービスとして価格が抑えられており、約142〜152円だ。ただし、コストコの会員登録にあたって必要な年会費が5280円かかることも考慮に入れる必要がある。
さらに重要なのが「探し方」である。安いスタンドを求めて走り回るのは本末転倒だ。gogo.gsやNAVITIMEのドライブサポーターアプリなどを活用し、事前に通り道の安いスタンドを把握することが最も効率的である。











コメント
コメントの使い方