7割の人が「カーメンテ費が高い」と実感! そうなる理由と対策とは???

7割の人が「カーメンテ費が高い」と実感! そうなる理由と対策とは???

 クルマの維持費、とくにメンテナンス費用に「想定より高い」と感じたことはないだろうか。最新調査では、実に約7割のドライバーがそう実感していることが判明。予想外の出費の実態や、費用を抑えるための工夫まで、リアルなユーザー視点で読み解く。

文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes

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なぜクルマのメンテ費用は“想定より高い”のか?

26.8%が、年間メンテナンス費用は「1万円~3万円未満」と回答
26.8%が、年間メンテナンス費用は「1万円~3万円未満」と回答

 クルマを所有している以上、避けて通れないのが維持費、とりわけメンテナンス費用だ。ガソリン価格の高騰が話題になりがちだが、実際に家計へじわじわ効いてくるのは、点検や消耗品交換、突発的な修理といった“見えにくいコスト”である。

 株式会社NEXERと株式会社富士屋硝子店による調査(2026年3月10日~3月23日/全国の車所有者400名)によれば、年間メンテナンス費用は「1万円~3万円未満」が26.8%で最多。さらに「1万円未満」が21.8%と続き、約半数のユーザーが年間3万円未満に収まっている。

 一見すると「意外と安い」と感じるかもしれないが、実態はそう単純ではない。10万円以上かかる層も一定数存在しており、車種や年式、走行距離によってコストの振れ幅は大きい。とくに輸入車や高年式車、過走行車では、この傾向が顕著だ。

7割が「想定より高い」…その理由は突発コスト

52.0%が、メンテナンスで「予想外の出費」になった経験が「ある」と回答
52.0%が、メンテナンスで「予想外の出費」になった経験が「ある」と回答

 注目すべきは、「メンテナンス費用が想定より高いと感じたことがあるか」という質問だ。「よくある」25.8%、「たまにある」44.5%で、合計70.3%が“想定外の高さ”を経験している。

 さらに、「予想外の出費」を経験した人は52.0%と過半数に達する。その中身を見ると、最も多いのが「バッテリー交換」(52.4%)、次いで「タイヤ交換」(48.6%)、「車検時の追加整備」(33.2%)という結果に。

 いずれも消耗品ではあるが、「突然来る」という点がポイントだ。たとえばバッテリーは寿命の見極めが難しく、ある日突然エンジンがかからなくなる。タイヤも摩耗や劣化が進めば安全性に直結するため、急な出費になりやすい。

 また車検では、事前見積もりに含まれていなかった整備が追加されるケースも多く、「こんなはずじゃなかった」と感じる要因になっている。

 一方で興味深いのは、こうした現実を知りながらも「費用を抑える工夫をしている人」はわずか20.5%にとどまる点だ。約8割は特に対策を講じていない。

 では、工夫している人は何をしているのか。最多は「DIYでできることは自分で行う」(42.7%)。オイル交換やワイパー交換といった作業を自力でこなすことで、工賃を節約している。次いで「定期点検で大きな故障を防ぐ」(37.8%)、「カー用品店を活用する」(23.2%)が続く。

 ここで見えてくるのは、“予防”と“選択肢”の重要性だ。小さな不具合の段階で対処することで高額修理を回避し、さらにディーラー以外の専門店やカー用品店を活用することでコストを抑える余地が生まれる。

 実際、45.0%がディーラー以外のサービスを利用した経験があると回答しており、その理由は「費用が安い」「予約不要」「柔軟な対応」といった実利面が中心。一方で利用しない層は「安心感」や「信頼性」を重視しており、ここはユーザーの価値観が分かれるポイントだ。

 重要なのは、“自分の使い方に合った整備環境を選ぶ”ことだろう。すべてをディーラー任せにする安心感も魅力だが、用途や内容によって専門店を使い分けることで、コストと満足度のバランスは大きく変わる。

 とくにガラス修理やリペアなど専門性の高い分野では、専門店の技術力と価格メリットが活きるケースも多い。選択肢を知ること自体が、結果的に維持費削減につながるのだ。

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