新車価格は高いというイメージがある輸入車だが、300万円台前半という、頑張れば手が届く予算で狙えるクルマは案外存在する。ここでは、日常の足から休日の遠出まで活躍する、魅力的なお薦めの輸入車4台を紹介する。
文:井澤利昭/写真:Stellantisジャパン、BYD JAPAN、フォルクスワーゲン
【画像ギャラリー】いつかじゃなくて今!! 新車でも300万円前半で乗れる輸入車4選(12枚)画像ギャラリー手が届くフレンチコンパクトの本命「プジョー 208」
数ある輸入車のなかでも誰もが一度は憧れるのがフランス車。「プジョー208」は、そんな憧れを比較的手軽に実現できる、Bセグメントコンパクトハッチバックだ。
低くかまえた流麗でスポーティなフォルムに、プジョーブランドの象徴でもあるライオンのかぎ爪をモチーフにした3本線のLEDデイタイムランニングライトが強烈な個性を放ち、街中でもひと際目を引く存在だ。
「i-Cockpit」と名付けられた運転席に座れば、インストルメントパネルやダッシュボード上部中央の10インチタッチスクリーンが視線移動を最小限に抑えるため高い位置にレイアウトされ、パドルシフトを備える革巻き小径ステアリンが自然で直感的な操作感を約束。
その心臓部には軽量かつ高効率な1.2リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載し、熟成された8速オートマチックトランスミッション(EAT8)との組み合わせによって、街中での軽快な吹け上がりはもちろん、高速道路でも力強くシームレスな加速を披露する。
もちろん「猫足」とも称される、プジョーならでは軽快なフットワークを生むしなやかな足周りも魅力。
日々の通勤や買い物といった日常使いから週末の長距離ドライブまで、走る楽しさとデザインの美しさを存分に味わえる「プジョー208」だが、基本グレードである「Allure(アリュール)」なら、新車価格で328万円からと、300万円台前半に余裕で収まる。
ライバルである国産車との価格差も僅かなので、フランス車ならではのエスプリと独自の世界観を日常に取り入れたいと考える人には、お薦めの一台と言えるだろう。
SUVテイストを取り入れた個性派デザイン「シトロエン C3」
同じフランスのステランティスグループに属しながら、スポーティなプジョーとは全く異なるアプローチで独自の進化を遂げたのが「シトロエン C3」だ。
コンパクトカーでありながらSUVライクな力強いフォルムと、シトロエンらしいポップでモダンなディテールを見事に融合させたエクステリアが特徴的な一台だが、そのハイブリッドモデルである「C3 PLUS HYBRID」は、新車でギリギリ300万円台前半に収まる349万円からと、価格のインパクトは大きい。
ホイールキャップが付いたスチールホイールやマニュアルエアコンなど、ベーシックグレードゆえの簡素な部分はあるものの、標準装備であるシトロエン独自のサスペンションシステム「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」と、まるでソファのような「アドバンストコンフォートシート」が生み出す乗り心地は格別。
荒れた路面でも不快な衝撃を吸収し、ワンクラス上の快適な走りを味わうことができる。
1.2リッター高効率ダウンサイジングターボエンジンと電動モーター、6速デュアルクラッチトランスミッションで構成される48Vハイブリッドシステムはもちろん燃費にも優れ、環境性能も高いため、地球に優しいのも大きなポイント。
他にはない個性的なフォルムとお財布に優しい燃費性能、長距離ドライブでもリラックスできるゆとりある車内空間など、いずれも外すことができないという贅沢な人には、「シトロエン C3」はもってこいの一台だ。














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