ダイハツ タントの使い勝手では「ミラクルオープンドア」に注目が集まりがち。だが、実際に毎日効く装備として見逃せないのは「運転席ロングスライドシート(540mm/シートバックレバー付)」ではなかろうか。運転席が驚異的にスライドして、後席や運転席側からの降車が劇的に楽になるこの機能、実はメーカーオプションでもあるのだが、はたしてどのくらい“神装備”なのか、本気でチェックしてみた!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ダイハツ
【画像ギャラリー】ここまで動くの!? 車内移動が別モノすぎて驚いた!! ダイハツ・タントの540mmロングスライドシートとミラクルオープンドアの実力(21枚)画像ギャラリー前後に大きく動く価値は想像以上。タントの車内移動を一変させる
運転席ロングスライドシートのポイントは、名前どおり540mmのロングスライド量にある。これによって運転席を大きく後ろへ下げたり、逆に前へ寄せたりでき、軽スーパーハイトワゴンの室内の使い方が劇的に変わる。
たとえば後席のチャイルドシートに座らせた子供を下ろしてあげる時、あるいは助手席側をぴったり寄せて助手席の人も運転席側から降りたいときなど、ドーンと運転席を後ろに下げればとにかく動きやすい。単に「シートがたくさん動く」で終わらず、車内での動きそのものをラクにする装備なのだ。
しかも現行タントでは「シートバックレバー付」と明記されているのがミソ。操作がわかりやすく、使いたい場面ですぐ動かせるのは大きい。
タントはミラクルオープンドアの大開口と両側パワースライドドアの便利さが有名だが、そこへ運転席ロングスライドシートが組み合わさることで、乗り降り後の車内移動まで含めた快適さが完成する。派手な見た目の装備ではないが、毎日使うほど効いてくる。まさに生活密着型の便利装備だ。
神装備かどうかの結論。便利なのは確かだが、全員必須ではない
では神装備か。結論から言えば、子育て世代や送迎が多い人にはかなり神装備寄りだ。タントはミラクルオープンドアで横からアクセスしやすいのが強みだが、運転席側でも細かくポジションを調整できることで、前席と後席のつながりがさらに良くなる。
チャイルドシートまわりの動作、荷物の出し入れ、ちょっとした休憩時の姿勢調整まで、地味だが確実に助かる場面が多い。軽ハイトワゴンの「広い」だけではない便利さを引き出す装備と言っていい。
ただし、全員に必須かといえばそこは冷静に見たい。運転席ロングスライドシートは現行タントではメーカーオプション設定(税込2万2000円。Lには設定なし)だ。つまり、試乗車や展示車で便利さに感心しても、恩恵をあずかるには出費が必要となる。ここを見落とすと、「あの便利機能、標準じゃなかったの!?」という話になりやすい。
要するに、この装備はタントの実力を底上げする名脇役。毎日の使い勝手を重視するなら価値は高いといえよう。見た目では伝わりにくいが、使えばわかる。タントらしさを深く味わいたいなら、積極的に狙いたい装備であることは間違いない!
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