クロスビーはアウトドアでどんだけ使える? シートアレンジと防汚装備で見えたすごい実力!!

クロスビーはアウトドアでどんだけ使える? シートアレンジと防汚装備で見えたすごい実力!!

 スズキ クロスビーは、見た目の遊びゴコロだけで終わるクルマではない。アウトドアで本当に使えるかを見ていくと、後席の大きなスライド量を生かした荷室アレンジ、防汚タイプラゲッジフロア、撥水加工シート、そして大きなラゲッジ開口部など、実用品としての工夫がかなり濃い。小さなクロスオーバーの実力をチェック!!

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、スズキ

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荷物を積みやすい。クロスビーはシートアレンジの自由度がかなり高い

シートスライドはラゲッジ側からも荷室側からも可能。ラゲッジ側からの場合は背もたれ付近、荷室側からの場合は足もと付近にレバーがある
シートスライドはラゲッジ側からも荷室側からも可能。ラゲッジ側からの場合は背もたれ付近、荷室側からの場合は足もと付近にレバーがある

 結論から言えば、クロスビーはアウトドアにしっかり使える。理由のひとつが、室内アレンジの柔軟さだ。「荷物の量や乗る人数に合わせて幅広くアレンジ可能」という売り文句通り、後席両側前倒し時、助手席+後席両側前倒し時、後席片側前倒し時と、積み方の選択肢が豊富だ。

 さらにリアシートスライド/リクライニングを備え、後席を前方にスライドさせれば荷室容量を拡大できるうえ、ラゲッジ側からも操作できる。つまり、遊び道具が増えたときも、その場でサッと荷室を作り替えやすいクルマなのだ。

 ラゲッジそのものの形も優秀だ。荷室開口幅は最大1100mm、荷室開口高は800mm。荷室床面長は2名乗車時最大1165mmで、5名乗車時でも最大525mmを確保する。しかも後席を倒さずに9.5インチのゴルフバッグを収納可能とされており、見た目以上に積めるタイプだ。

 2WD車はラゲッジアンダーボックスを外すと120Lの容量を確保でき、ラゲッジボードを外せば荷室高も拡大する。キャンプ道具や背の高い荷物に対応しやすいのは、アウトドア好きにはかなりうれしいポイントだ。

汚れに強い装備も見逃せない。気を使わず使えるのがクロスビーの強みだ

ラゲッジ容量の大きさもさることながら、汚れを落としやすい素材が使用されているのもうれしい。シートももちろん撥水加工が施されている
ラゲッジ容量の大きさもさることながら、汚れを落としやすい素材が使用されているのもうれしい。シートももちろん撥水加工が施されている

 アウトドア向けとして見たとき、クロスビーの本気を感じるのが汚れ対策だ。HYBRID MZには防汚タイプラゲッジフロアを採用し、後席背面とラゲッジフロアは汚れを拭き取りやすい素材になっている。スズキは「汚れているものや濡れているものも気兼ねなく積載することが可能」と案内しており、ここはかなり分かりやすい。

 さらにシート座面には撥水加工シートを採用し、水に濡れてもサッと拭き取れる。泥の付いた荷物や濡れた上着、遊び帰りのちょっとした汚れに神経質にならなくていいのは大きい。

 つまりクロスビーは、オフローダーのような本格四駆とは違うが、日常も遊びも1台で回したい人にはかなりちょうどいい。後席スライドで荷室を広げられ、助手席も含めたシートアレンジで長尺物にも対応し、開口部は大きく、床下収納もある。そのうえ汚れへの強さまで備える。現行クロスビーは、アウトドア“風”ではなく、ちゃんとアウトドアに使える小さな相棒だ。

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