日本人初のWRC連勝を達成した勝田貴元の快進撃で、国内ラリー熱が急上昇中だ。そんななか「ABEMA」が『フォーラムエイト・ラリージャパン2026』を無料生中継すると発表。WRCファンはもちろん、「最近ラリーが気になる」という人にも見逃せない大型配信企画となりそうだ。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
“体感するラリー”がさらに進化! ABEMA無料配信でWRCがもっと身近になる
2026年のWRC(世界ラリー選手権)が、日本のモータースポーツファンにとって“特別な年”になりつつある。理由はもちろん、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamに所属する勝田貴元の歴史的快進撃だ。
第3戦「サファリ・ラリー・ケニア」で日本人として34年ぶりとなるWRC優勝を果たした勝田は、続く「クロアチア・ラリー」でも勝利。日本人ドライバー史上初のWRC2連勝という偉業を達成した。現在もランキング上位争いを展開しており、2026年シーズンのWRCは例年以上の注目を集めている。
そんななか、新しい未来のテレビとして知られる ABEMA が、『FIA世界ラリー選手権 フォーラムエイト・ラリージャパン2026』を無料生中継すると発表した。配信期間は2026年5月28日から31日までの4日間。さらに5月25日から31日までは、24時間視聴可能な特別編成「ラリージャパンチャンネル」も開設される。
WRCはFIA(国際自動車連盟)が主催する世界最高峰のラリー競技で、市販車ベースのマシンがターマック(舗装路)、グラベル(未舗装路)、スノー(雪道)など多彩な路面を走り、SS(スペシャルステージ)の合計タイムで勝敗を競う。サーキットレースとは異なり、公道ベースのコースを駆け抜けるため、マシン性能だけでなくドライバーとコ・ドライバーの判断力や対応力も勝負を左右するのが特徴だ。
“名古屋開催”と新SS追加でラリージャパンがさらに進化
2026年の『フォーラムエイト・ラリージャパン』は、5年連続で愛知・岐阜エリアを舞台に開催される。今年のテーマは「体感するラリー」。特に注目なのが、初開催となる名古屋市内でのオープニングセレモニーだろう。
さらに豊田市には新たな「藤岡スーパースペシャルステージ(SSS)」と「足助スペシャルステージ(SS)」が追加され、合計10ステージ構成へと進化。最終日は豊田スタジアムでセレモニアルフィニッシュが行われる予定で、観戦イベントとしての魅力も大幅に高まりそうだ。
ラリー観戦というと、「ルールが難しい」「どこを見ればいいかわからない」と感じる人も少なくない。しかし今回ABEMAが開設する「ラリージャパンチャンネル」では、生中継だけでなく初心者向け解説番組や観戦ポイント紹介なども配信予定。これまでWRCに触れてこなかった層にも入りやすい構成になっている点は大きい。
近年はF1人気の再燃が話題となっているが、WRCもまた“世界最高峰の自動車競技”として再評価が進んでいる。特に日本人ドライバーの活躍がある今、国内ファン層拡大の追い風になる可能性は高い。
加えて、スマホやタブレットで無料視聴できるABEMAの手軽さは、若年層やライトユーザー獲得にも効果的だ。テレビ中継中心だった従来のモータースポーツ視聴とは異なり、“SNSで盛り上がりながらリアルタイム観戦するWRC”という新しい楽しみ方が定着するかもしれない。
2026年のラリージャパンは、単なるモータースポーツイベントではなく、「日本でWRC文化が根付く転換点」になる可能性を秘めている。勝田貴元の走りとともに、その熱狂をぜひ体感してみたい。
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