2027年に復活が期待されるセリカの心臓部となるのがミドシップ4WD。1.6Lで開発がスタートし、現在は2Lで市販を目指している。その試験車両にGRの粋な計らいで試乗できることになった。トヨタの開発拠点テクニカルセンター下山のテストコースから、セリカ復活を誰よりも信じ、心待ちにしているベストカーWebがその凄さをお伝えしよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】セリカ近づいてきたんじゃない!? GRヤリスミドシップ4WD仕様の「異形」っぷりがスゴイ!! リアシートを占拠する「後装エンジン」と屋根に注目!(14枚)画像ギャラリー超新鮮! ミドシップ4WDってこんなに楽しいんだ! 誰かに話したくてたまらない
スーパー耐久に参戦し、進化を続けるGRヤリスMコンセプトだが、ミドシップ4WDのコンセプトはセリカに搭載されて市販化されるとベストカーWebではずっと言い続けている。もちろんGRの開発陣は誰も肯定しないし、話しかけようとすると微妙に距離を取られることが多い(笑)。
しかし、GRのブランド価値を向上させるにはGRヤリスとGR GTの間に、魅力的なスポーツカーが必要だ。そこにはまる一番のモデルはやっぱり”セリカ”なのだ。
ただ、新しい2Lターボエンジン+4WDというだけでは、もの足りない。トヨタも未だものにしたことがないミドシップ4WDを開発することで、挑戦するGRというブランドヒストリーが紡がれていく。きっとGRの狙いはそんなところにあるのではないだろうか?
セリカも気になるが……ミドシップ4WD先に味わっちゃいました!
さて今回試乗したのは初期段階の1.6Lの開発車。ざっくり言えばGRヤリスのパワートレーンを前後逆にして搭載したモデル。ダートラをやるような広いグラベルコースで、比較車両として用意されたGRヤリスの25式とともに乗った。
まずはGRヤリスの25式。自由に乗っていいというので、定常円でアクセルを踏んでいく。自分ではしっかりとカウンターを当てているつもりだが、微妙なアクセルとステアリング操作が足りないのだろう(自覚あり)、アンダーが出てしまう。「楽しいけれど、イマイチ下手だなオレ、チッ!」が乗った印象。
続いて1.6Lの試験車に乗る。走り出しからリアにトラクションがかかる新鮮な印象。ミドシップの代表格であるポルシェのケイマンのような、リアからドンと押し出されるような感覚とは違い、軽ろやかに、そしてスムーズに加速していく。定常円でもアクセルコントロールがしやすく、グングン曲がっていく。
初期型は最高出力272ps、25式は304psだから32psもパワー差があるが、乗った感じは、試験車のほうが速い印象だ。おそらく自分が思い描くラインに近いイメージで走れているからだろう。半面、アクセル操作がラフになると、オーバー気味になり、「ヤベ!」と冷や汗をかく場面もある。
それでも味わった新鮮な感覚は、身体に染み込み、誰かに伝えたくてエンジニアとしばらくしゃべり続けてしまった。なるほど、これがミドシップ4WDの魅力なのだろう。1.6Lでもこんなに楽しいなら2Lはどんなものなのだろう?
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