日産ノート オーラには、上質コンパクトという顔のほかに“走り系”の顔もある。その代表がNISMO、そしてもうひとつがオーテック スポーツスペックだ。価格はNISMO 2WDが312万5100円、オーテック スポーツスペックが325万1600円。どちらも300万円超えの濃いオーラだが、味つけはけっこう違う。派手に気分を上げるNISMOか、大人っぽく走りを磨いたオーテックか。悩ましい2台である。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】さすが「走りの日産」! ノートオーラ NISMOとオーテック スポーツスペックの雰囲気ありすぎる内外装をイッキ見!(20枚)画像ギャラリーNISMOは見た目も走りもわかりやすく熱い
まずNISMOは、ひと目で普通のオーラとは違うとわかる。専用エアロをまとった姿はかなりスポーティで、赤いアクセントも効く。走りでもNISMO専用のモーター制御やシャシーの作り込みを打ち出しており、アクセルを踏んだ時のレスポンス、コーナーでの一体感、見た目の高揚感まで含めて“走るぞ感”が強い。
価格は2WDで312万5100円。WLTCモード燃費は23.3km/Lだから、標準のG系より燃費は落ちる。ただしNISMOを選ぶ人は、そこを最優先にはしないはずだ。さらにNISMO tuned e-POWER 4WDも設定され、専用リアモーター出力・トルク向上や前後モーターの緻密な制御によって、旋回加速時の楽しさまで狙っている。元気に走りたい、見た目でも気分を上げたいなら、NISMOはやはり強い。
オーテック スポーツスペックは上質さを崩さず走りを磨く
一方のオーテック スポーツスペックは、同じ走り系でも方向性が違う。ベースはオーテックらしいプレミアムスポーティ。ブラックレザーシートのブルーステッチ、ダークウッド調フィニッシャー、専用エクステリアなどで、NISMOほど攻めすぎず、上質な雰囲気を大事にしている。
そこに専用サスペンション、パフォーマンスダンパー、専用チューニングコンピューター、専用車速感応式電動パワーステアリング、205/50R17 MICHELIN e・PRIMACYを組み合わせる。狙いは、ガチガチのスポーツではなく、安心感の高いハンドリングと質感のある乗り味だ。
価格は325万1600円でNISMO 2WDより12万6500円高いが、内外装の上質感と走りの熟成をセットで考えると、これは大人向けの濃い選択といえる。
結論として、見た目の迫力やわかりやすいスポーツ感で選ぶならNISMOだ。特に4WDまで含めて走りを楽しみたい人には刺さる。一方、毎日の移動を上質にしつつ、ハンドリングや乗り味にもこだわりたいならオーテック スポーツスペックが似合う。熱いNISMO、大人味のオーテック スポーツスペック。どちらも正解だが、長く付き合う相棒感で選ぶなら後者、週末に気分を爆上げしたいなら前者だ。
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