ホンダWR-Vは214万9400円から買えるお手頃SUVだが、実際に選ぶとなるとX、Z、Z+で悩ましい。価格差は最大40万400円。安さで選ぶか、満足度で選ぶか、ベストグレードを考える。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】懐かしの手引きパーキングブレーキ!! 割り切った内装って言われるけど実際十分じゃない!?(8枚)画像ギャラリー安さのXか、満足度のZか?
WR-Vの魅力は、なんといっても価格のわかりやすさだ。Xは214万9400円、Zは239万8000円、Z+は254万9800円。全車1.5Lガソリン+CVT、FFのみで、ハイブリッドも4WDもない。WLTCモード燃費はエックスが16.4km/L、ゼットとゼットプラスが16.2km/Lだから、燃費差はほぼ気にしなくていい。
全長4325mm、全幅1790mm、全高1650mmというサイズも全車共通。ヤリスクロスよりひと回り大きく、ヴェゼルより安い。しかもHonda SENSING、フルLEDヘッドライト、前席用i-サイドエアバッグ+サイドカーテンエアバッグ、フルオートエアコンなどは全タイプ標準だ。つまりエックスでも「安いから安全装備が薄い」という心配は少ない。
ただし、Xは価格重視の素グレード感がある。16インチスチールホイール+フルホイールキャップとなり、見た目の満足度ではZ以上に一歩譲る。クルマは道具、と割り切れるならXはかなり強い。だが、せっかくSUVを買うなら見た目も大事! という人なら、Zを軸に考えたい。
Z+は見た目重視派、総合力ならZが本命
ZはXより24万8600円高いが、17インチアルミホイールや内外装の質感アップが効いてくる。WR-Vは価格が安いぶん、グレード選びで見た目の印象がけっこう変わる。毎日乗るクルマとしての満足感、売る時の見栄え、家族の納得感まで含めれば、Zの上乗せはかなり現実的だ。
最上級のZ+は254万9800円。Zとの差は15万1800円で、LEDフォグライトやルーフレールガーニッシュ、ドアロアーガーニッシュなど、外観をさらにSUVらしく見せる装備が加わる。アウトドアっぽさや存在感を重視するならZ+は気分が上がる。価格も250万円台半ばに収まるため、ライバルの上級グレードに比べればまだ手が届きやすい。
結論は、コスパ最優先ならX、見た目と装備のバランスならZ、所有満足度まで狙うならZ+だ。ただしベストグレードを1台選ぶならZ。239万8000円で安全装備、広さ、SUVらしい見栄えをしっかり押さえる。WR-Vらしい“安くてデカくて使える”魅力を、いちばん無理なく味わえるグレードだ。
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