今年2月に一部改良を実施した三菱ふそうトラック・バスの小型トラック「キャンター」が、新たに電動パーキングブレーキ(EPB)を標準装備する。9月からスタートするEPBの新規定に対応したシステムを導入し、積載量2~4トン車型に搭載する。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/三菱ふそうトラック・バス、フルロード編集部
EPB自動作動要件に準拠したシステムを搭載
キャンターが新たに標準装備するEPBは、我が国が導入している国連自動車協定規則UN R-13の改定に伴う国内の改正法規に準じたシステムで、キャンターを含む継続生産車については、今年9月から適用される法規である(新型車は2024年から適用済み)。
この改正UN R-13では、EPBの自動作動要件が新たに加わっており、車両停止時に「イグニッションOFF」「ドア開放」「シートベルト解除」などの状態を検知した場合、EPBを自動作動させることが定められている。
キャンターでは従来、EPBをメーカーオプションとして設定(BEVモデルでは標準装備)してきたが、改正法規スタートに併せて、スタンダードグレードとカスタムグレードにEPBを標準装備する。
EPB搭載車は、運転席左側のハンドレバーと同じ位置にスイッチを設置、その簡単な操作で確実にパーキングブレーキを作動できるほか、坂道駐車などでのパーキングブレーキ掛け忘れも防止できるなどのメリットがある。
ただし、エコグレードと積載量1.5トン車型(FBA00系)では、従来の手動(ハンドレバー)操作を継続する。
※今年2月の一部改良の内容については関連記事リンクをご参照ください。
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