ソリオは軽スーパーハイトワゴンからの乗り換えに最高? スペーシアより広くて余裕ある選択肢

ソリオは軽スーパーハイトワゴンからの乗り換えに最高? スペーシアより広くて余裕ある選択肢

 軽スーパーハイトワゴンは便利だ。だが家族で乗ると、もう少し幅や走りに余裕が欲しくなる瞬間もある。そこで気になるのがスズキ ソリオ。スペーシアの使いやすさに近いスライドドア車ながら、普通車ならではの広さと安心感を持つ1台だ。

文/写真:ベストカーWeb編集部

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軽の便利さはそのままに、横幅と走りに余裕あり

ミニバン級の使い勝手の良さでありながら、コンパクトなサイズ感のソリオ。そのため、軽自動車からの乗り換え時の不安も軽減できることが予想される
ミニバン級の使い勝手の良さでありながら、コンパクトなサイズ感のソリオ。そのため、軽自動車からの乗り換え時の不安も軽減できることが予想される

 スペーシアのような軽スーパーハイトワゴンから乗り換える時、いちばん不安なのは「大きくなりすぎないか?」という点だろう。その意味でソリオはかなり絶妙だ。ボディサイズは全長3810mm×全幅1645mm×全高1745mm。スペーシアの全長3395mm×全幅1475mm×全高1785mmと比べると、全長は415mm長く、全幅は170mm広い。一方で全高はソリオのほうが40mm低い。

 つまりソリオは、背の高さで威圧するのではなく、前後と横方向に余裕を足したクルマだ。軽自動車の枠を超えることで、前席もリアシートも肩まわりがラクになる。4人で乗った時の「ちょっと詰まっている感」が薄れ、長めの移動でも疲れにくい。ここが乗り換えの大きなうまみだ。

 室内寸法もわかりやすい。ソリオは室内長2500mm、室内幅1420mm、室内高1365mm。スペーシアは室内長2170mm、室内幅1345mm、室内高1415mmだ。高さではスペーシアが勝るが、ソリオは長さと幅で上回る。ベビーカーや買い物袋、子どもの荷物を積んで家族で出かけるなら、この前後方向の余裕はかなり効く。

価格は上がるが「家族の余裕代」と考えたい

軽自動車のなかでも破格の室内空間の広さやオットマン機能などを備えたスペーシア
軽自動車のなかでも破格の室内空間の広さやオットマン機能などを備えたスペーシア

 価格はスペーシア HYBRID G 2WDが153万0100円から、HYBRID X 2WDが170万5000円から。対するソリオはHYBRID MG 2WDが192万6100円から、HYBRID MX 2WDが205万1500円からだ。単純な安さではスペーシアが強い。これは軽自動車の大きな魅力だ。

 ただしソリオには、1.2Lエンジン+マイルドハイブリッドの余裕がある。WLTCモード燃費は2WDで22.0km/L。スペーシアのNA 2WDは23.9~25.1km/Lと優秀だが、高速道路や登坂、家族フル乗車時のゆとりではソリオが有利。アクセルを踏み込む場面が減るだけでも、運転の気疲れはけっこう違う。

 装備面でもソリオは2025年1月の一部仕様変更で進化した。Z12E型エンジンとCVTを採用し、全車マイルドハイブリッド化。デュアルセンサーブレーキサポートIIや車線維持支援機能も備える。さらにグレードによって電動パーキングブレーキやブレーキホールドも選べるのがうれしい。

 結論として、ソリオは軽スーパーハイトワゴンからの乗り換えにかなり最高に近い選択肢だ。維持費や最小サイズを最優先するならスペーシア。でも、家族で乗る時間が増えた、遠出もしたい、もう少し走りと横幅に余裕が欲しい。そんな人にはソリオがちょうどいい。軽の便利さを知っている人ほど、この普通車サイズの余裕にグッとくるはずだ。

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