人気車の売れ筋グレードは、総じて「最上級」が多い傾向だ。しかしここで注目するのは「最廉価グレード」。ひとつ上のグレードと装備内容&価格を比較しつつ、コスパ的に「買いかどうか」をチェック。「推奨度数」も数値でご紹介する。
※本稿は2026年5月のものです
文:永田恵一(評価)/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年6月26日号
※ここでご紹介する「最廉価グレード」はすべて2WD車です
※「最廉価グレード推奨度数」は100点満点です
※写真は最廉価グレードのものとはかぎりません
トヨタ シエンタ……最廉価は装備が乏しいがオプション装着なら買いか?
★最廉価グレード推奨度数……50点
ひとつ上のGとの差額は1.5Lガソリン同士で約34万円。最廉価のXに対し、この差額で加わるのは(1)前後ドラレコ、(2)ブラインドスポットモニター、(3)8インチディスプレイオーディオ、(4)右側自動ドアが主なところ
(1)~(3)はXにも約23万円でオプション装着は可能。が、Xはボディカラーの選択肢が少ないことなど総合的に考えると、「Xもアリだけど、Gが基本路線」が結論だ。
日産 ノート……最廉価はアリだがアルミホイールにこだわるなら考えどころ
★最廉価グレード推奨度数……60点
Xのひとつ上はオーテックラインで、差額は11万円。この差額で標準で加わるのはアルミホイール、合皮のテーラーフィットシート、エクステリアのグレードアップだ。
これらの装備は好みが分かれるところなので、Xもアリ。しかし、Xにオプションのアルミホイールを付けるとそれだけで8万300円となる。アルミホイール装着前提なら、オーテックラインも大アリだ!
ホンダ ヴェゼル e:HEV……+11万円を払うなら最廉価グレードはアリ!
★最廉価グレード推奨度数……70点
Xに対し、+11万円のX Huntパッケージにはルーフレール、撥水プライムシートなどが標準装備。X+26万9500円のZの場合はパワーバックドア、前両席パワーシート、ステアリングヒーター、18インチアルミホイールなどが加わる。
総合的に見ると装備内容と価格差は妥当ながら、Xで充分な装備が揃う。Xのコスパは非常に高いといえ、オススメ!
マツダ CX-80……中間グレード比較でも装備面は遜色なし!
★最廉価グレード推奨度数……90点
CX-80は高額車であるゆえ最廉価グレードでも装備は非常に充実! 最廉価グレードを選ぶ価値は大きい。
具体的には差額約31万円でひとつ上のディーゼルナッパレザーパッケージに加わる装備はBOSEオーディオが主なところで、標準レザーシートがナッパレザーシートに代わる。だが多くのユーザーが充分ゴージャスな最廉価グレードで満足できるはず。
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