圧倒的な室内の広さと使い勝手の良さで、コンパクトミニバンの絶対王者として君臨し続けるトヨタのルーミー。特に2024年の改良後のモデルは、コスパ重視のクルマ好きに人気だ。これまでオプション扱いだった大画面の9インチディスプレイオーディオが、全車に標準装備されたのだ。その魅力と利便性をマニア目線で解説する。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】まさか標準とは!! しかも9インチ!! 改良型ルーミーの全貌がコレ(5枚)画像ギャラリー実質的な大幅値下げ!? 後付けナビが不要になった全車標準装備の衝撃
2024年の改良におけるルーミー最大のトピックは、なんと言っても9インチディスプレイオーディオの全車標準化だ。これまでは、新車購入時に高額な純正ナビゲーションシステムを追加するか、あるいは納車後にカー用品店で社外品の後付けナビを購入するのが一般的な流れだった。
しかし、今回の改良によってその出費が完全に不要となった。標準装備されるディスプレイオーディオは、スマートフォンを接続するだけで「Apple CarPlay」や「Android Auto」を介し、普段使い慣れている地図アプリを大画面に映し出せる。音楽再生やハンズフリー通話もシームレスに行えるため、利便性は最新の高級車と比べても遜色ないレベルだ。
これまでナビの装着にかかっていた10万円ほどの予算が、実質的に浮く計算になる。これは、実質的な大幅値下げと言っても過言ではない。どのグレードを選んでも、最初から最新のコネクティッド機能が手に入る利便性は、これからのクルマ選びにおいて極めて大きなアドバンテージとなるはずだ。
最安グレード「X」なら200万円以下で最新の快適ハコ型ライフが完成する
この全車標準化の恩恵を最も強く受けるのが、車両本体価格174万2400円の最廉価グレード「X(2WD)」だ。これまでの感覚であれば、最安グレードは装備が簡素で、ナビを取り付けると結局総額が跳ね上がるケースが多かった。しかし最新モデルの「X」なら、170万円台の車両価格のままで、インパネ中央に堂々たる9インチの大画面が鎮座することになる。
「X」グレードに登録諸費用を足しても、総額200万円以下に収めることは極めて容易だ。バックカメラやステアリングスイッチなど、ディスプレイオーディオと連動する快適装備も最初から備わっているため、チープさを感じるどころか、むしろ先進的なコックピット空間が手に入る。
売れ筋の「G(2WD)」は193万9300円、上級の「カスタムG(2WD)」は211万8600円だが、どのグレードを選んでも後付けナビの予算を気にする必要がないのは嬉しい。
浮いた予算を好みの外装カスタムパーツや、週末のDIYメンテナンスに使う高性能なガラスコーティング剤に回せば、カーライフの充実度は間違いなく跳ね上がる。爆安にして最強の道具感を備えたルーミーは、諸物価高騰の現代でこそ「買いの1台」と言えるだろう。
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