家族のために広い室内とスライドドアは必須だが、毎年の維持費は安く抑えたい。そんな現実派のクルマ好きにとって、トヨタのルーミーとスズキのソリオは外せない選択肢だ。実はこの2台、排気量の違いによって毎年の自動車税に5500円の差が生まれる。今回はルーミーの1.0Lエンジンがもたらす維持費のハック術に迫る。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】でも乗ればソリオも捨てがたい!! 高級感じゃ一歩ソリオがリード!?!?(6枚)画像ギャラリー1L以下の税制メリット! 毎年確実に差がつく自動車税の仕組み
クルマを維持する上で、毎年春にやってくる自動車税は大きな負担だ。少しでも固定費を削りたいなら、エンジンの排気量に注目する必要がある。コンパクトスライドドアの2大巨頭であるルーミーとソリオには、ここに大きな分かれ道が存在する。
トヨタのルーミーが搭載するエンジンは、排気量996ccの1Lだ。一方、スズキのソリオは排気量1197ccの1.2Lエンジンを積んでいる。現在の日本の自動車税制(2019年10月以降の登録車)では、排気量が1.0L以下のルーミーは年間2万5000円だ。これに対し、1.0Lを超えて1.5L以下に該当するソリオは年間3万500円となる。
つまり、ルーミーを選べば毎年確実に5500円の自動車税を浮かせることが可能だ。車両本体価格を見ても、ルーミーの最安グレード「X(2WD)」は174万2400円。ソリオの最安グレード「ハイブリッドMG(2WD)」の192万6100円と比較して初期費用が安いだけでなく、毎年の固定費でもルーミーが有利なのだ。
浮いた5500円をどう使う!? 賢いオヤジのメンテ&DIY活用術
毎年浮く5500円を愛車のメンテナンスやDIYに回せば、カーライフの楽しさは何倍にも膨れ上がる。
たとえば、5500円あればフロントとリアのワイパーゴムをすべて新品の撥水タイプに交換してもお釣りがくる。自分でオイル交換を行うDIY派であれば、高性能なエンジンオイルを4L缶で購入できる金額だ。愛車のコンディションを最高の状態に保つ原資として、この税金の差額は非常に有効な武器になる。
5年間乗り続けた場合、自動車税の差額だけで2万7500円に達する。これだけの予算があれば、プロ仕様のガラスコーティング剤や洗車用の高圧洗浄機を新調することも現実的だ。
もちろんソリオにはマイルドハイブリッドによるWLTCモード燃費22.0km/Lという強みがあり、ルーミーの18.4km/Lを上回る。とはいえ年間の走行距離がそれほど多くないユーザーにとっては、ガソリン代の差よりも毎年の固定費が安いルーミーの1.0Lパッケージの方がお財布に優しい。賢くコストをハックし、浮いたお金で愛車を愛でる楽しさを味わえるのがルーミーの真の価値だ。
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