ガソリンvsハイブリッド! ステップワゴン1.5Lターボとe:HEVは何キロ走れば元が取れるのか!?

ガソリンvsハイブリッド! ステップワゴン1.5Lターボとe:HEVは何キロ走れば元が取れるのか!?

 ステップワゴンを購入する際、誰もが悩むのがガソリン車かハイブリッド(e:HEV)かという選択だ。今回は一番の売れ筋である「スパーダ(2WD・7人乗り)」をピックアップ。ガソリン価格を1Lあたり170円と仮定し、燃費と購入価格の差から「何キロ走ればハイブリッドの元が取れるのか」をガチで計算してみた!

文:ベストカーWeb編集部/写真:

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驚きの結果!? 本体価格と燃費から算出した「元が取れる距離」

力強いグリルが印象的なステップワゴンスパーダ
力強いグリルが印象的なステップワゴンスパーダ

 まずは購入価格と燃費の基本数値を整理しよう。売れ筋の「スパーダ」で比較すると、ガソリン車は331万2100円、e:HEVは399万8500円だ。車両本体価格の差額は68万6400円と、なかなかの開きがある。

 一方、WLTCモード燃費はガソリン車が13.7km/L、e:HEVが19.6km/Lだ。レギュラーガソリン1Lあたり170円として、1万km走行時の燃料代を計算してみる。ガソリン車は約12万4000円、e:HEVは約8万7000円となり、1万km走るごとにe:HEVが約3万7000円お得になる計算だ。

 この条件で純粋に車両本体価格の差額(68万6400円)を燃料代だけで埋めようとすると、必要な走行距離は約18万4000kmとなる。地球を4周半以上する計算だ。ただし、実際の購入時はe:HEVだとエコカー減税(環境性能割や重量税の免税)が適用されるため、実質的な初期費用の差額は約55万円にまで縮まる。

 この実質差額で再計算すると、元が取れるラインは約14万7000km。一般的なマイカーの所有期間や年間走行距離を考えると、燃料代だけで完全に元を取るのは簡単ではないという現実が見えてくる。

単なる経済性だけじゃない! e:HEVを選ぶべき本当の理由

ステップワゴンスパーダの心臓部
ステップワゴンスパーダの心臓部

 「それならガソリン車の方がお買い得だ!」と結論を焦るなかれ。e:HEVには、距離だけでは測れない圧倒的な価値があるのだ。

 現行ステップワゴンのe:HEVは、2Lエンジンに高出力モーターを組み合わせたホンダ最新のシステムだ。モーターの最高出力は184ps、最大トルクは315Nmを発揮する。これは3LのV6自然吸気エンジンに匹敵するビッグトルクだ。

 対する1.5Lガソリンターボも最高出力150ps、最大トルク203Nmと必要十分だが、出足の力強さや静粛性はe:HEVが圧倒している。多人数乗車で荷物を満載したときや、高速道路の合流、坂道でのスムーズな加速感は、一度味わうとガソリン車に戻れなくなるほどの完成度だ。

 さらに、e:HEVは売却時のリセールバリューが高く維持されやすい傾向にあることも見逃せない。手放す際の下取り価格まで考慮すれば、実質的なコスト差はさらに縮まるはずだ。

 結論として、年間走行距離が短く初期投資を抑えたいならガソリン車がベスト。しかし、ミニバン特有の重さを感じさせない爽快な走りや車内の静けさ、そして長距離ドライブでの家族の快適性を重視するなら、たとえ燃料代で元が取れなくてもe:HEVを選ぶ価値は十二分にある!

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