昭和から平成の初頭あたりでは、社会現象化するほどの爆発的ヒットを記録するクルマが数多くあった。そんな「メガヒット」までいかなくても、最近小気味良いスマッシュヒットを記録したクルマのヒットの理由を解き明かしていこう。
※本稿は2026年6月のものです
文:岡本幸一郎/写真:ホンダ、マツダ、ダイハツ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年7月26日号
ホンダ Super-ONE(2026年5月発表)

この車格で補助金が満額もらえるというのも大きいけれど、何より商品が魅力的なことが大きい。
クルマというよりオモチャ感覚で付き合えそうな、いかにも楽しそうな雰囲気が乗る前から伝わってくるし、ワイドボディのちょっとヤンチャな姿に惹かれた人も少なくないはずだ。
軽自動車がベースでもポテンシャルをめいっぱい引き出しているから、走りのほうもそれなりに期待できるし、アクティブサウンドコントロールによる聴覚面での演出もある。
こんなに楽しそうなクルマで補助金もタップリもらえるんだから、欲しいと思う人が大勢いるのも当然。
あとは、事前試乗での評判がとてもよかったから、それを読んで期待して注文した人も少なくないはずだ。
マツダ スピリット レーシング ロードスター 12R(2025年10月予約受注)
値段が値段だけにとりあえず応募して様子見という人もいるとは思うが、これほどとは恐れ入る。
現行型はすでに定評があるが、その上で特別の中の特別なロードスターが欲しいという人がそれだけ大勢いたということだ。
12Rはとにかくエンジンがスゴイ。単純に2Lのエンジンに換装しただけでなく、匠エンジニアが手作業で吸気ポート内側を研磨したり、フジツボと共同開発したエキマニに換装するなど手が加えられているのが魅力だ。
さらには足まわりにも手が加えられていて、あたかも公道を走れるS耐マシンのようなフィーリングを味わえる。コックピットのバケットシートも本格的だ。
そのあたりが情報を目にしただけでも伝わってきて、多くの人に応募させることになったのだろう。
【画像ギャラリー】思わず欲しくなるわ!! ワイドボディの「スーパーワン」に本気すぎる「ロードスター12R」、5MTターボ「ミライース」を一挙に(16枚)画像ギャラリーダイハツ ミライース tuned by D-SPORT Racing(2026年3月抽選応募開始)
やっぱりこういうクルマというのは本質的に魅力的なんだろう。
同車の価格は299万8600円で、ダイハツがモータースポーツ活動で培った知見を盛り込んだ5MT・ターボ仕様としたほか、6点式ロールケージ、専用ECU、フロントスーパーLSDなどが標準装備されるのだから、楽しくないわけがない。
【画像ギャラリー】思わず欲しくなるわ!! ワイドボディの「スーパーワン」に本気すぎる「ロードスター12R」、5MTターボ「ミライース」を一挙に(16枚)画像ギャラリー


















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