4枚すべての窓に挟み込み防止!! BYDラッコが家族の「ヒヤリ」に本気すぎる!!

4枚すべての窓に挟み込み防止!! BYDラッコが家族の「ヒヤリ」に本気すぎる!!

 2026年7月28日に発売された軽EV「BYDラッコ」は、4枚すべてのパワーウインドウに挟み込み防止機能を採用した。運転席だけに備えるクルマも少なくないなか、子どもが乗る機会の多い後席までしっかりカバー。地味に見えて、家族にとっては見逃せない安全装備だ。

文/写真:ベストカーWeb編集部

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挟み込み事故の多くは子どもが座る後席で起きる

短いボンネットと立ち気味のピラーを組み合わせたワンモーションフォルムを採用
短いボンネットと立ち気味のピラーを組み合わせたワンモーションフォルムを採用

 挟み込み防止機能とは、窓ガラスの上昇中に手や顔などの異物を検知すると、ガラスを停止または反転させる仕組みだ。パワーウインドウのスイッチを引いた瞬間、子どもの指が窓枠に……。そんな背筋が寒くなる場面で、被害を防いだり軽減したりする。

 重要な機能だが、すべてのクルマの全席に装備されているわけではない。国民生活センターが2026年に実施した代表的な7銘柄のテストでは、全席に挟み込み防止機能が付いていたのは2銘柄だけだったという。

 さらに、乳幼児がパワーウインドウに挟まれた事例の84%は後席で発生。窓が閉まる力は、機能が働かない状態で約17.6~38.3kgfにも達したという。大人でも止めるのが難しい力だけに、「後ろだから大丈夫」ではまったくないのだ。

最廉価の200にも標準装備! ただし過信は禁物

熱線機能や、日差しやプライバシーを守るプライバシーガラスだ
熱線機能や、日差しやプライバシーを守るプライバシーガラスだ

 ラッコのすごいところは、前席だけでなく後席を含む4枚すべての窓に挟み込み防止機能を採用したこと。しかも、249万7000円の300プレミアムだけの特別装備ではない。239万8000円の300プラスはもちろん、214万5000円の最廉価グレード「200」まで全車標準だ。

 ラッコは両側電動スライドドアを全車に備え、明らかに子育て世帯を意識した軽EV。そのクルマが、後席の窓まで安全対策を徹底したのは実に筋が通っている。豪華なディスプレイや電動シートほど目立たないが、毎日家族を乗せるなら、こちらのほうがありがたい装備かもしれない。

 ただし、挟み込み防止機能も万能ではない。閉まり切る直前など、異物を検知できない領域があるほか、操作方法や状況によって作動しない可能性もある。子どもを乗せる際はパワーウインドウロックを使い、窓を閉める前に目視するのが大前提だ。

 それでも、万一の「ヒヤリ」に備える安全ネットが4席分ある安心感は大きい。ラッコの家族思いは、こんな小さな窓にも表れているのだ。

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