オットマン付きの2列目シートは、高級ミニバンではもはや定番。だが新型日産エルグランドは、先代に続いて助手席にもオットマンを標準装備した。助手席と2列目左右席の3人が、同時に脚を預けてくつろげる「トリプルオットマン」である!
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】中折れシートが快適すぎる!! しかも3列目へのアクセスもしやすいんです(6枚)画像ギャラリー2列目だけでなく助手席まで特等席!
オットマンとは、シート前端から足元へせり出し、ふくらはぎを下から支える装備だ。脚の重さを預けられるため、長時間座った際の負担を減らし、リラックスした姿勢を取りやすくなる。
新型エルグランドでは、助手席にスライド、リクライニング、オットマンの電動調整機能を装備。さらに2列目左右のキャプテンシートにも電動オットマンを備え、3席で同時に使用できる。
助手席の人がくつろぐと2列目の足元が狭くなり、オットマンを出せないのでは? と思うところだが、全長4995mm、ホイールベース3000mm、室内長3165mmという大きな車体を生かし、3人がそろって脚を預けられる空間を確保した。
もちろん、ただ足置きを増やしただけではない。2列目は背もたれ上部を独立して動かせるデュアルリクライニングと組み合わせ、上半身を支えながらオットマンで脚を持ち上げられる。無重力状態の姿勢をヒントにしたゼログラビティシートの考え方によって、筋肉や背骨への負担を抑える仕組みだ。
先代が世界初採用した伝統装備!
実はトリプルオットマンは、新型で突然生まれた装備ではない。先代のE52型エルグランドは2010年、助手席と2列目左右席の3席にオットマンを備え、2列目にはシートバック中折れ機能まで組み合わせたシートを世界で初めて採用した。
つまり新型のトリプルオットマンは、先代が切り開いたエルグランド伝統のおもてなし装備。その思想を電動デュアルリクライニングや位置メモリー機能と組み合わせ、さらに使いやすく進化させた格好だ。
しかも助手席パワーシートと2列目パワーシートは、X、G、VIPの全グレードに標準装備。最上級仕様だけの特権ではない点もうれしい。
2列目の豪華さを競う高級ミニバンは多いが、助手席まで含めた3人を同時にもてなす新型エルグランド。運転手以外は全員が特等席! これぞ「家族で乗れるファーストクラス」と呼びたくなる贅沢装備だ。
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