新型CX-5より66万円安い!! CX-30はマツダSUVの現実的な本命か

新型CX-5より66万円安い!! CX-30はマツダSUVの現実的な本命か

 2026年型CX-30は264万円から。330万円からとなる新型CX-5より、ちょうど66万円安い。もちろん車格も広さも違うが、上質なデザインとマツダらしい走りを手頃なサイズで味わえる点は共通だ。日常の使い方を考えれば、CX-30こそ現実的な本命なのか?

文/写真:ベストカーWeb編集部

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66万円安く、狭い街でも扱いやすいCX-30

2026年にディーゼルが廃止されマイルドハイブリッドに一本化されたCX-30
2026年にディーゼルが廃止されマイルドハイブリッドに一本化されたCX-30

 CX-30の最廉価グレード「20C」は264万円。対する新型CX-5の「S」は330万円で、価格差は66万円となる。ただし20Cは8.8インチ画面やスチールホイールなどに割り切りがあるため、個人ユーザーの本命は273万4600円の「20S」だろう。それでもCX-5より56万5400円安い。

 ボディサイズは、CX-30が全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mm。CX-5は全長4690mm×全幅1860mm×全高1695mmだ。CX-30は全長が295mm、全幅が65mm小さく、最小回転半径も5.3mとCX-5の5.6mを下回る。狭い住宅街や駐車場では、この差が毎日の気楽さにつながる。

 さらに全高1540mmなので、車高制限1550mmの一般的な機械式立体駐車場にも対応。約430Lの荷室には機内持ち込みサイズのスーツケースを4個積めるため、夫婦2人や小さな子どもがいる家庭なら実用性も十分だ。

後席と荷室を使い倒すならCX-5に価値あり

日本では2026年5月にフルモデルチェンジで発売された新型CX-5
日本では2026年5月にフルモデルチェンジで発売された新型CX-5

 2Lマイルドハイブリッドを積むCX-30は156ps/199Nmで、WLTCモード燃費は16.2km/L。新型CX-5は178ps/237Nmの2.5Lマイルドハイブリッドを搭載し、燃費は15.2km/Lだ。走りの余裕はCX-5、軽快さと燃費はCX-30というわかりやすい関係になる。

 CX-5の強みは、ホイールベースがCX-30より160mm長い2815mmで、後席の膝まわりや頭上空間に余裕があること。荷室容量も466Lあり、ベビーカーを縦置きできる荷室長を確保する。12.9インチセンターディスプレイや360°ビュー・モニターもSから標準だ。家族4人で頻繁に遠出するなら、66万円の上乗せには納得できる。

 一方、CX-30の20Gはパワーリフトゲートまで備えて297万円。CX-5との差は33万円まで縮まるが、300万円以内で見た目と装備を充実させられる。ただし2.5Lと本革を備えるCX-30の25Lは341万円となり、CX-5のSより11万円高い。2.5Lが欲しく、広さを重視するならCX-5も有力だ。

 後席を常用し、大きな荷物を積むならCX-5。前席中心で都市部を走り、購入費や燃料代、駐車のしやすさを重視するならCX-30だ。大きさを我慢する廉価版ではなく、必要十分を上質にまとめた一台。多くのユーザーにとって、CX-30はマツダSUVの現実的な本命になり得る。

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