兵庫県の淡路島は1周およそ150km。この島では、海岸線に沿って自転車で進む「アワイチ」をはじめ、“周回ネタ”によく注目が集まるらしい。それなら路線バスを乗り継いで同様にグルッと回って来られるのか……まずは下調べから。
文・写真:中山修一
(バスマガジンWeb/ベストカーWeb内本文上とギャラリーに、淡路島を走るバスの写真があります)
■淡路島をグルッとバスで回りたい
淡路島の一般道をマップで観察してみると、幸いなことに海岸線付近をトレースするように道が敷かれており、自動車を使っての周回自体はできるようだ。
問題はその道を通ってくれる路線バスが存在するか、という点。そのあたりどうなっているのか、2026年6〜8月現在のダイヤを基準に見ていくことにしよう。
1周するにあたり、どこをスタート/ゴール地点に据えるかも重要。どこでも良いといえば良いのだが、ここでは島内で特に規模の大きな都市で、各方面からのバスが集まる洲本(洲本バスセンター)にしておいた。
■海岸線沿いを走る路線バスのラインナップ
淡路島を走る路線バスのうち、海岸線沿いの道がメインルートになっているものを抽出すると、次の路線がおおむね該当するようだ。
【1】洲本バスセンター→(洲本市コミバス 上灘・沼島線)→沼島汽船場前
【2】沼島汽船場前→(南あわじ市 らん・らんバス すいせん号)→国衙
【3】国衙→(淡路交通 縦貫線)→福良
【4】福良→(淡路交通 舞子・福良線)→淡路島南IC
【5】淡路島南IC→(南あわじ市 らん・らんバス せい太くん号)→シーパ前
【6】シーパ前→(淡路交通 鳥飼線)→奥の内
【7】奥の内→(淡路交通 都志線)→五色バスセンター
【8】五色バスセンター→(神姫バス 三ノ宮・西浦線)→江井
【9】江井→(淡路市コミバス あわ神・あわ姫バス 時計回り)→岩屋ポートターミナル
【10】岩屋ポートターミナル→(淡路市コミバス あわ神・あわ姫バス 岩屋須本線)→洲本バスセンター
洲本バスセンターを起点に、時計回りに進んだ場合のバスに乗る順番通りに記すと、これら10本の路線を組み合わせれば、福良周辺を除き、ほぼ海岸線沿いをトレースする形で、バス路線による周回ルートが描ける。
■解釈次第でアレの出番に!?
【1】〜【10】のルートでは、記述通りのバス停で乗り降りしないとダメ、というわけではなく、別のバス停を利用しても乗り換えできる場所がある。
また【4】と【8】で利用するバスであるが、こちらは双方ともに高速バスの肩書きを持っており、一般道を走る区間だけを狙った上澄み乗車の形を取る。
もしも、高速バスでも上澄み乗車はセーフなら問題ないはずであるが、高速バスと名の付く乗り物は走行区間に関わらずアウトなルールを適用していた場合は要工夫。
【4】の対抗措置としては、福良周辺を巡る無料シャトルバス「うずループ」がヒントになりそうな一方、【8】の区間に他の路線バスはないため、皆大好き8kmの徒歩連絡で決まりだ(歩道ないから気をつけてね〜)。






