ドゥカティの新型「Hypermotard(ハイパーモタード) V2 SP」と「Desert(デザート)X」が2026年9月12日に日本発売! 890cc新世代V2エンジンを搭載し、軽量化や最新電子制御を採用した注目の2台だ。価格や主要スペック、日本仕様のポイントを詳しく見ていこう。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】新型Hypermotard V2 SPとDesertX、9月12日発売! (14枚)画像ギャラリースーパーモタードとアドベンチャー、方向性は違っても「新世代V2」が共通項
ドゥカティジャパンが、新型「Hypermotard V2 SP(ハイパーモタードV2 SP)」と新型「DesertX(デザートX)」を2026年9月12日(土)から日本で発売する。全国のドゥカティ正規販売店では、同日から10月18日(日)までデビューフェアも開催される。
今回の2台でまず注目したいのが、どちらにもドゥカティの新世代890cc V型2気筒エンジンが搭載されることだ。同じエンジンを核としながら、Hypermotard V2 SPはスーパーモタード、DesertXはアドベンチャーと、キャラクターは大きく異なる。
新型Hypermotard V2 SPは、初代モデルの登場から20年という節目を迎えて大幅に進化した。
最大のトピックは車体の軽量化だ。先代Hypermotard 950 SPから14kg軽くなり、燃料を除く装備重量は177kg。新設計のアルミニウム製モノコックフレームや軽量な車体構成によって、ライダーの操作に対するレスポンスを高めている。
890ccの90度V2エンジンは最高出力120.4ps/1万750rpm、最大トルク94Nm/8250rpmを発揮。SP仕様にはオーリンズ製48mm径フルアジャスタブル倒立フォークとフルアジャスタブル・モノショックを採用する。
さらに鍛造ホイールは標準仕様の軽合金ホイールより1.5kg軽量。ばね下重量を抑えることで、ターンインやラインコントロールの俊敏性を狙った仕様だ。
電子制御も充実している。6軸IMUを中心に、トラクションコントロール、ウイリーコントロール、エンジンブレーキコントロール、コーナリングABSを統合。Ducati Quick Shift 2.0も搭載する。
ライディングモードはRace、Sport、Road、Wetの4種類。Raceモードでは120psのフルパワーを開放し、電子制御の介入を抑える設定となっている。
日本導入モデルの価格は249万円(税込)。シート高は880mmと決して低くないが、先代比でインナーレッグ曲線を35mm短縮するなど、扱いやすさにも手が入れられている。
一方、見た目では初代Hypermotardを思わせるビークデザインやダブルウイングタンクカバーを現代的に再解釈。ホワイトホイール、レーシングレッド、ゴールドのオーリンズ製サスペンションなど、SPらしい特別感も見どころだ。
新型DesertXは日本仕様でシート高860mm
もう一台の新型DesertXは、舗装路から未舗装路まで幅広く走るアドベンチャーモデル。こちらも新世代890cc V2エンジンを搭載し、最高出力110.3ps/9000rpm、最大トルク92Nm/7000rpmを発揮する。
新設計のアルミニウム製モノコックフレームを採用し、燃料を除く装備重量は209kg。18Lの燃料タンクを備え、ロングツーリングにも対応する。
足まわりはKYB製フルアジャスタブルサスペンションで、フロント230mm、リア220mmのストロークを確保。21インチのフロントタイヤと18インチのリアタイヤには、ピレリ製スコーピオン・ラリーSTRを装着する。
そして日本のユーザーにとって重要なのがシート高だ。日本仕様ではローサスペンションキットを標準装備し、シート高を860mmとしている。大型アドベンチャーバイクを選ぶ際、足つき性は無視できないだけに、これは日本市場を意識したポイントといえる。
電子制御ではSport、Touring、Urban、Wet、Enduro、Rallyという6種類のライディングモードを用意。Rallyモードでは110psのフルパワーを開放し、Enduroモードでは未舗装路に適した出力特性やABS制御を設定できる。
価格は212万円(税込)。新型Hypermotard V2 SPより37万円安く、方向性の違う2台ながら価格面でも明確な差がある。
両モデルに共通する新世代V2エンジンは、インテーク可変バルブタイミングシステム(IVT)を採用。ユーロ5+規制に適合しながら、低回転域から高回転域まで扱いやすい出力特性を狙っている。
つまり今回の2台は、「同じエンジンだから似たバイク」というわけではない。軽快なハンドリングと刺激的な走りを求めるならHypermotard V2 SP、長距離ツーリングからダートまで行動範囲を広げたいならDesertX、と選択の軸がはっきりしている。
そして9月12日から始まるデビューフェアでは、対象モデルを試乗して見積もりを受けると、茅乃舎のお出汁をドゥカティオリジナル梱包でプレゼントする企画も実施される。実車のサイズ感や足つき、ハンドリングを確かめたい人にとって、まず販売店で触れてみる絶好の機会となりそうだ。
















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