「純正ナビでもっと動画や音楽を楽しみたい」という人に注目のAI BOX、KEIYO「AN-S154R」の対応車種が拡大した。新たにホンダZR-VとWR-Vで実車検証を実施。さらにヴェゼルやN-BOX、ステップワゴンなども対応車種として案内されている。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】ホンダ純正ナビがもっと自由に! KEIYO「AN-S154R」対応拡大(8枚)画像ギャラリー純正ナビを交換せず、車内エンタメを拡張。ホンダ車への対応が広がった
クルマの純正ナビは、いまや単なる道案内のための装備ではない。大画面ディスプレイやスマートフォン連携機能を備え、車内の情報・エンターテインメント環境の中心的な存在になっている。
そんな純正ナビをさらに活用したい人に向けたアイテムが、慶洋エンジニアリングの「APP CAST 無線 AI BOX AN-S154R」だ。
同社は2026年9月3日、同製品の対応車種を拡大すると発表。新たにホンダZR-VとWR-Vについて実車による接続・動作確認を行い、対応車種として案内できるようになった。
ZR-V、WR-Vで実車検証。対応車種はさらに拡大
今回注目したいのが、単に「理論上使える」という話ではなく、実車を使って接続・動作確認を実施している点だ。
ZR-Vは2024年4月以降モデルについて接続を確認。検証車両は「Honda CONNECT」標準搭載車である。
また、ホンダ車ではヴェゼル、フィット、ステップワゴン、N-BOX、WR-V、シビックなどについても対応車種として案内されている。ただし、車種やナビゲーションによって条件が異なるため、購入前には自分のクルマと装着ナビが適合するかを確認したい。
WR-Vについては2024年3月以降の現行モデルで接続を確認。一方で、エンジンのON/OFF後には再接続が必要になるため、同社は「条件付きで対応可能」としている。ここは非常に重要なポイントだ。対応車種という文字だけを見て判断せず、こうした条件までチェックすることが肝要である。
さらに、Gathers(ギャザズ)ナビ「LXM-242ZFNi」搭載車については、2024年6月発売の新型フリード、ステップワゴン、ヴェゼル、WR-V、オデッセイが対応車種として挙げられている。また、2025年9月モデルのPRELUDEも適合車種として案内されている。
では、AN-S154Rで何ができるのか。
同製品は、ワイヤレスCarPlay対応車のUSBポートに接続して使うAI BOX。スマートフォンのテザリングやWi-Fiなどを利用し、純正ナビの画面上で動画や音楽、Android対応アプリ、ナビアプリなどを利用できる。
たとえばYouTubeやNetflixなどの動画コンテンツ、音楽アプリ、Googleマップなどのナビアプリに対応。GPSも内蔵しているため、対応する地図・ナビアプリを利用できるのも特徴だ。
「スマホで見ればいいのでは?」という声もありそうだが、車内で使える大きな純正ディスプレイを活用できることが、この製品の狙いである。特に長距離ドライブや家族での移動では、車内で過ごす時間をより快適にするアイテムとして気になるところだ。
本体は約80×80×18mm、重量約83gとコンパクト。CPUにはQualcomm Snapdragon 665 Octa-core、メモリーは8GB+128GB、OSはAndroid 13を採用する。Wi-Fiは2.4GHz+5.2GHzのデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPS+GLONASSも搭載する。市場想定価格は4万4800円(税込)だ。
なお、動画コンテンツの視聴・操作は安全な場所に停車した状態で行う必要がある。運転中の動画視聴などを前提とする製品ではない点は、ユーザーとしても押さえておきたい。
そして、購入を検討している人には販売キャンペーンも気になるところ。AmazonのスマイルSALEは2026年9月3日23時59分で終了しているが、楽天市場では9月4日20時から9月11日1時59分まで楽天スーパーSALEが予定されている。期間中はポイント5%とクーポン利用によって、リリース上では実質3万4160円で購入できるとしている。
純正ナビを社外品へ交換するのではなく、いま装着されているディスプレイを活用して車内環境を広げる――。AN-S154Rは、そんな「純正ナビをもっと使い倒したい」というユーザーにとって、チェックしておきたい選択肢といえそうだ。
ただし、すべてのワイヤレスCarPlay搭載車に適合するわけではない。購入前には必ず最新の対応車種・ナビゲーション条件を確認したい。今後も実車検証によって対応車種が増えていくのか、引き続き注目したいところである。










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