フラッグシップミニバンとして大きな期待を背負う新型エルグランド。だが、豪華さや装備が充実していても、走りまで満足できなければ本当の評価は決まらない! では実際、日常で乗り込んでみるとどんな印象になるのか!? 加速感や乗り心地、静かさまで含め、オーナーだからこそ分かった新型エルグランドの走りの実力を本音で確かめる!
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】秘密はガラスと天井にあり!! 3列目でも静かな新型エルグランドのアクティブ・ノイズ・コントロールをチェック!(12枚)画像ギャラリー第3世代e-POWER×e-4ORCEの完成度がスゴい
新型エルグランドの走りはやっぱりアツい!? 納車後レポート第4弾は動的面の良し悪しをぶっちゃけレポート。コミコミ900万円が安く感じてしまう乗り味とは一体?
パワートレーンは第3世代e-POWER×新開発1.5Lターボエンジン。Frモーター:205ps・330Nm、Rrモーター:136ps・195Nmのスペックにより、出足から軽快な加速を見せる。約2.5tとは思えぬ走りに驚きだが、さらに衝撃だったのはノイズの少なさ。エンジン始動時のノイズはほぼなく、ブルっとくる振動も感じない。
新型キックスでも同様のフィーリングだったが、5-in-1 e-POWERユニットによる剛性向上でパワートレーン自体のNV性能が格段に上がったのだろう。
日産のウリとも言えるe-4ORCE。前後駆動力+四輪ブレーキを統合制御するハイテク四駆で、人間が不快と感じるピッチ挙動を上手く抑えてあるし、ソフトな乗り味でも酔わない。本当に不思議なドライブフィールだが、クラウンセダンよりも真の意味で快適かもしれない。
停車直前に電子制御で減圧させ、カックンブレーキを防ぐ新機能のスムーズストップはアルファード/ヴェルファイアPHEVにも採用済み。似た機構が新型エルグランドにも入ったわけだが、気を遣ってブレーキを掛けるドライバーとの相性はイマイチ。何も気にせずペダルを踏み続ける人には重宝されるだろう。
900万円でも安く感じるほどの乗り味!?
インテリジェントダイナミックサスペンションは乗り心地を3段階から調整可能。スタンダードでも十分に柔らかく、そこからコンフォートに切り替えればトロけるような乗り味に。
一方、スポーツでは路面の継ぎ目で収まりの良さを見せるものの、やはり変わらず快適志向。競合のアルファード/ヴェルファイアは周波数感応型ダンパー(機械式)だし、AVS(電子制御ダンパー)を採用するのはレクサスLMで価格は1520万円から。そう考えれば689.7万円スタートの新型エルグランドはお値打ちかもしれない。
静粛性の高さも素晴らしい。世界初のアクティブノイズコントロール(エンジン+ロードノイズ低減)を採用するほか、高遮音性ガラスをフロント・フロントサイド・リヤサイドに用いる。徹底した騒音対策の効果は如実に表れており、オーディオオフの状態でも周囲の騒がしさを感じない。ここもお値段以上の質感あり。
パーソナルモードが走行中でも変更できたり、回生レベルを4段階から選べたり、他にも魅力がたくさんある。オートホールドもメモリー機能付きだ。細かな面も含めて動的部分での不満が一切ない新型エルグランドであった。
【画像ギャラリー】秘密はガラスと天井にあり!! 3列目でも静かな新型エルグランドのアクティブ・ノイズ・コントロールをチェック!(12枚)画像ギャラリー















コメント
コメントの使い方