軽スポーツから実用的で走りも楽しめるハッチバックに、オープンスポーツまで。国産・輸入、新車・中古車を問わず、300万円以下で買えるベストモデルを9人のジャーナリストがセレクト。
300万円出せば、魅力的な選択肢が豊富に選べる!! まずは新車で買いたいベストバイモデルから。
写真:編集部、NISSAN、BMW、FCA ベストカー2017年8月10日号
新車で買いたい 300万円以下のベストバイ
■アルトワークス/新車価格:150万9840円
CX-3を買ったばっかりなので、マジで「300万以下のベスト」を検討したらソレになるけど、あえて別なチョイスをしたらと考えてみました。
普段ぼくがよく使う東京〜箱根程度の移動ならぜんぜんOKだし、ファン・トゥ・ドライブ性能はむしろ上。こういう割り切ったカーライフもアリだと思う。で、CX-3との差額で美味いモンでも食って海外旅行するのもイイかも。
【鈴木直也】
■アクセラスポーツ/新車価格:268万9200円(15XD L Package)
デザインもよし、安全面ではマツダの安全思想のアイ・アクティブセンスを標準装備。これには、レーダークルーズコントロールやレーンキープ・アシストも含まれる。
さらに、1.5Lターボディーゼルは普通に18.0km/L台の高燃費を稼ぎ出す。BOSEオーディオをオプションで付けても軽く300万円を切る価格だ。停止時からの発進こそ若干ダルいが、走り出せば力強い加速だ。
【松田秀士】
■ロードスター/新車価格:270万円(S スペシャルパッケージ 6MT)
操る楽しさは、どんな高額なスポーツカーと比べても遜色ない。しかも、オープンカー。正直、オープン走行の爽快さはロードスターもランボルギーニも同じ。
また、カスタムをDIYできるのもいい。パーツ代金もスポーツカーとしてはミニマム。さらにオーナーズクラブが充実。走って、イジって、友達ができる。これ以上のスポーツカーはほかにはないだろう。
【鈴木ケンイチ】
■ルノー トゥインゴ ZEN/新車価格:171万円
ロードスターとBRZ/86は、余裕があれば手に入れたい一台……なんだけれど、今一番気になるクルマは、トゥインゴZEN MT。割り切った簡素な室内が潔くて心地よい。
エンジンは非力だが、だからこそマニュアルミッションを駆使して走る楽しさは格別。RRらしい独特の操縦感覚も楽しい。ファーストカーには厳しいがこんな車らしい車がいい。
【斎藤聡】
■アバルト595/新車価格:293万7600円(5MT)
もうすんごーい個人的な理由なんですけど、今買うなら「アバルト595左ハンドルMT」で決まりです。
なぜかって? それは私が今年「アバルト500ラリーR3T」で全日本ラリーに参戦しているから。
つまりベース車両。毎日乗ればもう少し速く走れるに違いない! そして、万が一の際は外装パーツやライトなんかはスペアとして使えるから、一石二鳥ですよね
【竹岡圭】
300万円で買いたい中古車のベストバイ
■スカイライン GTS-t タイプM/中古車価格:150万〜200万円
新車でFRのスポーツモデル、しかも300万円の予算だと買えるクルマはかぎられてしまう。というわけで、エアコンが付き、運転もしやすい1980年代から1990年代のスポーツモデルのなかから探した。
筆頭はR32スカイラインのGTS-tタイプMだ。GT-Rにも惹かれるが、高騰しているし、メンテナンスも大変。GTSは運転するのが楽しいし、長く維持できると思う。
【片岡英明】
■BMW 135i クーペ/中古車価格:110万〜290万円
現役の頃から乗るたびにコレ欲しいなぁと思っていた135iクーペが、だいぶ安くなってきた!!
200万円ちょいでかなり程度のよさそうな個体が狙えるし、今でも充分に見栄えするし、実用性もそこそこ高いし、乗って本当に楽しいクルマであることは何度も経験ずみ。
BMWの直6の醍醐味を最高のコスパで味わえる選択肢だろうか。ああ、本気で欲しくなってきた。
【岡本幸一郎】
■フェアレディZ ロードスター/中古車価格:250万〜300万円
2014年9月末に最後の受注を迎えたことが惜しまれるが、今ならまだ、程度のよい中古車が手に入る。
現存するクーペは硬派だがロードスターは別もの。もう、日産からこんな美しいロードスターは出ないのではと思わせるほど、おおらかで魅惑的なシルエット……。
ロードスター好きの俺、コイツが欲しい!! 色は澄んだ青が特徴の「プレミアムルマンブルー3P」だ
【西村直人】
■レクサス IS F/中古車価格:220万〜350万円
予算300万円で制約いっさいなしということで購入するとしたら、レクサスIS Fの中古車を選びます。
2007年登場時の新車時価格766万円だったIS Fは、現在中古車の平均価格が320.3万円。車両本体価格300万円以下の中古車が45台も流通していて探しやすいことも選んだ理由です。4ドアセダンの利便性と5LV8の圧倒的なパワーは色あせていません。
【萩原文博】
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