自動車メディアからはベンチマークとしていつの時代も取り扱われるドイツ御三家。
そのなかでもメルセデスCクラス、BMW3シリーズ、アウディA4という”Dセグメント”と呼ばれる部類のセダンたちは、その走り、実用性などから日本でも多大な人気を誇ります。
しかし、輸入車はお値段高めというのはクルマ好きならずとも知っている知識。そこで今回はお得に新車”並”のDセグメントのセダンにお得に乗ってしまおうという企画です。
でも壊れるのは心配だし、車検もお金かかるんでしょ?
そんな不安を一気に取り除くのが「認定中古車」の世界。新車保証、ディーラー保証継続で万が一も安心の輸入車に乗りましょう!!
文:ベストカーWEB編集部/写真:ベストカー
■350万円で世界のベンチマークに乗る
メルセデスのCクラスといえばミドルクラスセダンのなかでも世界中のメーカーが、ベンチマーク、つまり目標と定めるほどのモデル。
でも新車は高いんです。売れ筋のC200(2Lの4気筒モデル)はアバンギャルドで530万円。なんやかんやで乗りだし600万円というのが目安。
いくら天下のメルセデスでも600万円というと国産セダンならクラウンを買えるし、ちょっとなぁというお父さんも多いはず。性能も乗り味も最高なのはわかるけれど……。そんな二の足踏んでいるあなたに送りたい。400万円以下で新車並みのCクラスに乗りませんか!!
認定中古車検索の条件は「首都圏」「3万km以下」「初度登録2016年以降」の3点。見つかりました!! C200アバンギャルド。お値段税込み388万円。2016年11月登録で走行距離は4000km。
新車の60%で買えちゃうなんてステキ。しかもレーダーセーフティパッケージもあるから、いざという時も家族を守ってくれる安心感も抜群。マークXの3.5Lモデルとほぼ同額でCクラスに乗れちゃいます。同じエンジンを積む日産スカイラインのベースグレード(200GT-t)の新車よりも30万円近くお安いっす。
いやいや、まだ高い!! とおっしゃるお父様にはこちらはいかがでしょう。C180 アバンギャルド。2016年9月登録で走行距離5000kmで348万円。しっかりレーダーセーフティパッケージもついているので、こちらも安心感高いっす。
■駆けぬける歓び 走行距離15kmで375万円!!
”Freude am Fahren(駆けぬける歓び)”のステッカーでおなじみのBMW。シルキーシックスとも呼ばれる滑らかな「絹のような」直列6気筒エンジンをはじめ、さまざまなドイツのクルマ作りのこだわりを今も守り続けるBMW。
ここ最近はFFモデルを出したり、メインは直列4気筒にシフトしたりと現代をうまく切り抜けるビジネスもお上手な印象だ。
BMWでもっとも大事なモデルのひとつといってもいい3シリーズは、ファンからの注目度や期待も高い。そんな3シリーズにもついに1.5Lターボの3気筒エンジンが搭載され、逆に4気筒の存在はBMWのなかでもはや当然のようになってきました。
3シリーズの大きさであれば3気筒でも不足はないと思いますが、認定中古車で狙うなら4気筒の320iを狙いたいところ。
新車ではお幾ら万円かというと320iは「スポーツ」が532万円、「ラグジュアリー」が552万円。こちらも乗り出しで軽く600万円ほどのバジェットが必要なモデル。でもBMWの認定中古車は激安三昧。
こちらも検索条件はベンツと同じく「首都圏」「3万km以下」「初度登録2016年以降」の3点。出てきたのは2016年6月登録の320iスポーツ。走行距離はなんと15km!!
いわゆる登録済み新車というやつでして、ディーラーが自社で登録してからは誰も乗っていないというお得物件。こちらのお値段は375万円。
せっかくならちょっと豪華なやつがいい、という財務大臣のご要望がある場合には320iラグジュアリーはいかが? 本革シートできっと奥方もご満足なはず。2016年11月登録で427万円。
しかも走行距離たったの9km!! 1万4000kmも離れた工場(南アフリカ)から来たのに走行距離は9km。衝撃ッス。ジョギングで走れる距離しか走っていないワケです。130万円も新車より安ければそれでも充分に価値アリではないでしょうか。
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