東京モーターショー(一般公開日10月28日〜11月5日)の出展概要が、各メーカーから続々と発表されています。
どのメーカーもさすがに力が入っており、華やかで夢のあるコンセプトカーや、もうすぐフルモデルチェンジを控える次期型の「先出し」など、クルマ好きの祭典だけあって見所は山ほどあります。
そんな中でも、「メーカーはそうだと明言していないけど、これはあのクルマの次期型だろうな……」と思われる展示車を見つけることは、大きな楽しみのひとつ。
今回のショーにもそういう出展車があるかな……? と見てみると、あったやっぱりありました。以下、紹介します。
文:ベストカーWeb編集部 写真:DAIHATSU
■次期タントで間違いなさそう
ダイハツブースの世界初披露(ワールドプレミア)車のなかに、「DN U-SPACE(ディーエヌ ユースペース)」というコンセプトカーがある。
「忙しいママを支える、モアスペース系軽自動車の使い勝手の良さをさらに高めた新提案」というキャッチフレーズに続き、以下のような説明がついている。
◇モダンプロテクト的なシンプルさをもった内外装
◇ハンズフリー機能を備えたBピラーインの大開口前後スライドドア、助手席チップアップシートによる室内ウォークスルー、前席パノラマビューなどによる使い勝手の良さ
◇パワートレーンは660ccガソリンエンジン
特に注目は「前後スライドドア」で、さすがにこの装備がいきなり新型タントに装着されるかどうかはわからないが(スライドドア化は重量増が大きく、それを解決する必要がある)それでもデザインコンセプトやその他の情報を考え合わせると、これが次期タントであることは間違いなさそう。
何しろライバルであるホンダN-BOXは2017年8月にフルモデルチェンジしており、スズキスペーシアはそのものズバリの車名「スペーシアコンセプト」というコンセプトカーを今回の東京モーターショーに出展する。
そもそもタントは初代が2003年11月に発売され、その4年後の2007年秋の東京モーターショーにコンセプトモデルが出品されて同年12月に2代目がデビュー。3代目(現行型)は約6年後の2013年10月に発売している。
この秋でデビューから丸4年。「フルモデルチェンジしごろ」といえる。
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