初の量産型EVとなるホンダeの国内発表で話題のホンダ。しかし今年のホンダはこれからが本番。軽スポーツの雄 N-ONEのフルモデルチェンジ、ミニバンのオデッセイ、ベストセラー軽 N-BOXのビッグマイナーチェンジを予定している。どれも高い注目度で迎えられるだろう。
来年には人気ジャンルのコンパクトSUVであるヴェゼルのフルモデルチェンジ、さらにヴェゼルより小さな新型SUVがデビューする見通しだ。NSXのタイプR、スパイダーの話題も飛び出してきて、これはまったく目が離せない!!!
【画像ギャラリー】N-BOX オデッセイ N-ONE ヴェゼル NSX 新型SUV… 注目の7モデルをギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年8月のものです
文・予想CG:ベストカー編集部/写真:HONDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年9月10日号
■N-BOX(ビッグマイナーチェンジ・2020年10月登場予定)
●見た目も乗り味もグレードアップ!
現行型のN-BOXは登場から3年が経過することで、今年10月にもマイナーチェンジする予定。
その改良版は内外装にも手が入り、ノーマルモデルは質感の向上が図られ、カスタムモデルはスポーティさをより強調して、グレードアップする見込み。
また、SUV仕様が設定される可能性もある。
■オデッセイ(ビッグマイナーチェンジ・2020年10月登場予定)
●最新ハイブリッド搭載、燃費も走りも向上!
登場から7年を迎え、通常ならばフルモデルチェンジしてもいい現行オデッセイだが、今年10月にマイナーチェンジを行う。
今回の改良で、最大のポイントとなるのがパワーユニットの変更だ。
2モーター式の2Lハイブリッドは新型アコードと同じ最新型へと一新される。2.4Lエンジンは小幅な改良になる見込み。
■NEWヴェゼル(2021年3月登場予定)
●人気モデルの2代目はe:HEV搭載で進化
フィットと並ぶホンダ登録車の主力モデルとなっているヴェゼルが、デビューから8年目を迎える来年春にフルモデルチェンジする予定だ。
2代目となる次期モデルは、新しいホンダアーキテクチャーで開発するモデルとなり、エクステリアはクーペフォルムのよりスタイリッシュなスタイルになるという。
パワーユニットは、現行型では1.5L NA、1.5Lターボ、1.5Lハイブリッド(1モーター式)を用意したが、次期モデルでは新型フィットに採用される1.5L2モーター式ハイブリッドのe:HEVをメインに設定。
通常はエンジンで発電してモーターで走り、高速道路ではエンジン駆動も使うシリーズハイブリッドで、従来の1モーター式より燃費と走りの両方で優れているのが特徴だ。
なお、現行型に用意されていた1.5Lターボだが、次期モデルでの搭載は現在のところ確認できていない。
デザインはクーペフォルムを採用するが、居住性は従来以上の広さを確保するはず。さらに先進安全機能も充実した内容で登場する予定だ。
■NEW N-ONE(2020年11月登場予定)
●キープコンセプトだが性能は大きく進化!
今年の東京オートサロンでコンセプトカーが出展されていた次期型N-ONE。この市販モデルが10月か11月に登場するという情報がある。
その次期型のスタイルはほぼ現行型を踏襲するキープコンセプトだが、中身は一新。N-BOXに採用されている新型のプラットフォームとエンジンを搭載し、走りの質感と性能は一段とアップする。
また、6MT車が用意され、スポーティさが向上するのも魅力だ。
※9月11日午前、新型N-ONEが世界初公開された。関連記事でもご案内しているので、ぜひご覧いただきたい!!!
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