2018年にデビューする新型車の中でも、最も注目度の高いモデルのひとつ、スバル新型フォレスター。
スバルのミドルクラスSUVで、初代は1997年2月に発売し、現行型(4代目)は2012年11月に登場。根強いファンが多いだけでなく、このところ新型車が立て続けにヒットしているスバルだけに、市場の期待も高まっています。
モデルサイクルやスバルの中期経営計画を見ると、2018年中にこのフォレスターが新型(5代目)へ切り替わることは確実で、問題は「詳しい時期」と「変更内容」でした。
そんな新型フォレスターに関して、販売店から「生」の情報を仕入れてくる流通ジャーナリストの遠藤徹氏より「4月発表、6月発売」という情報がもたらされました。すでに当サイトがつかんでいる情報と合わせて、お届けします。
文:遠藤徹、ベストカーWeb編集部
■発表は春、HV仕様は来年か
スバルの新型フォレスター情報が、全国のスバルディーラーに徐々に行き渡っているようだ。
まず外観に関しては(一部販売店幹部には公開されたもよう)2015年の東京モーターショーに出品された「VIZIV FUTURE CONCEPT」をデザインスタディモデルとしており、キープコンセプトながら、やや武骨さを増したテイストになる。
そして問題の「詳しい登場時期」と「変更内容」だが、流通ジャーナリストの遠藤徹氏が、首都圏のスバルディーラーより以下の情報を得てきてくれた。
「次期型フォレスターは2018年4月発表、6月発売でスケジュール調整が進められているようです。商品概要はまだ明らかになっていませんが、中身はガラリと変えて、新開発のスバルグローバルプラットフォーム(SGP)に2LのNAと2Lターボ、全車AWD、CVTと一部6MTを組み合わせたオールニューで仕立てられます。
最新の予防安全装備アイサイト・ツーリングアシストが全車標準装備となり、安全性にも配慮したスバルの日本市場におけるフラッグシップカーとなるようです」
中身に関するポイントはもうひとつ。
次期型フォレスターに搭載すると目されている(現在のスバルのラインアップには搭載例がない)ハイブリッド仕様とPHV仕様の存在だ。
現時点ではスバルは「開発中」としており、当サイトでも「次期フォレスターに搭載すべく開発中」と報じてきたが、どうやら2018年の新型フォレスターのフルモデルチェンジのタイミングでは搭載されないもよう。
「スバル製ハイブリッドに関してはまだ情報が入ってきていませんが、まずはガソリン仕様を発売して、来年中頃に追加設定する見込みのようです」とは前出の遠藤徹氏。
本件に関しては、新情報が入り次第、随時お伝えしてゆきたい。
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