好調続くSUV人気だが、今各メーカーが参入に動いているのが全長4000mmクラスのミニSUV(AセグSUV)だ!
その最新の動きをいち早くつかんだのでお伝えしよう!
※本稿は2021年10月のものに適宜修正を加えています。
文・予想CG/ベストカー編集部 写真/TOYOTA、LEXUS
初出:『ベストカー』2021年11月26日号
■トヨタは欧州市場にアイゴX(クロス)を投入 ミニサイズSUVの流れが日本にも??
SUVの人気は日本でも広がりを見せているが、その中心は価格的にも買いやすさ感のある200万円台後半から300万円台の、コンパクトSUVからミッドサイズSUV。
ハリアーやRAV4などの人気も高いが、特に最近ではヤリスクロスやキックス、ヴェゼルなどのクラスが特に存在感を示している。
トヨタはここを強化するために、カローラクロスを投入し、小から大までSUVラインナップを盤石のものに固めてきた。
今やSUVは新たなカテゴリーとして完全に定着した。
ちょっと前までは、SUVはアウトドアのイメージがあり、カジュアルなイメージが強かったが、ミニバンがファミリーカーの定番に定着したように、SUVは日常的に使うパーソナルカーとして、コンパクトカーのポジションに取って代わるカテゴリーとなりつつある。
欧州ではVWのT-Crossやプジョー2008、シトロエンC3エアクロスSUVのようなミニサイズのSUV人気が高まっている。
自動車社会の欧州では、ファーストカーとしてロングドライブで使用するサルーンや大型SUVのほか、タウンユースの足としてコンパクトで使い勝手がよく、燃費性能に優れるミニサイズのSUVをセカンドカーに所有するケースが多い。
都市部ではミニSUVをファーストカーとして、大型車を持たないというライフスタイルも増えている。
トヨタは欧州向けにアイゴXを10月5日に発表した。
アイゴは日本向けにはない欧州専用のコンパクトカーだが、そのアイゴの名を冠したSUVがアイゴX。
写真を見てのとおり、ヤリスのプロポーションを活かしながら、躍動的なフォルムを作り上げており、カッコいい。
ヤリスで好評のGA-Bプラットフォームをベースに開発されたミニSUVで、欧州マーケットで存在感をアピールすることになる。
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