レクサス新コンパクトSUV投入計画をキャッチ!! 国内最少高級小型SUV登場へ

トヨタ・レクサス 次なる一手は「AセグSUV」!? 日本投入準備中のLF-SAとは??

 好調続くSUV人気だが、今各メーカーが参入に動いているのが全長4000mmクラスのミニSUV(AセグSUV)だ!

 その最新の動きをいち早くつかんだのでお伝えしよう!

※本稿は2021年10月のものに適宜修正を加えています。
文・予想CG/ベストカー編集部 写真/TOYOTA、LEXUS
初出:『ベストカー』2021年11月26日号

【画像ギャラリー】予想CGとともに欧州専売の「アイゴX(クロス)」、2015年発表の「レクサスLF-SA」をギャラリーで見る(35枚)画像ギャラリー

■トヨタは欧州市場にアイゴX(クロス)を投入 ミニサイズSUVの流れが日本にも??

 SUVの人気は日本でも広がりを見せているが、その中心は価格的にも買いやすさ感のある200万円台後半から300万円台の、コンパクトSUVからミッドサイズSUV。

 ハリアーやRAV4などの人気も高いが、特に最近ではヤリスクロスやキックス、ヴェゼルなどのクラスが特に存在感を示している。

 トヨタはここを強化するために、カローラクロスを投入し、小から大までSUVラインナップを盤石のものに固めてきた。

 今やSUVは新たなカテゴリーとして完全に定着した。

 ちょっと前までは、SUVはアウトドアのイメージがあり、カジュアルなイメージが強かったが、ミニバンがファミリーカーの定番に定着したように、SUVは日常的に使うパーソナルカーとして、コンパクトカーのポジションに取って代わるカテゴリーとなりつつある。

 欧州ではVWのT-Crossやプジョー2008、シトロエンC3エアクロスSUVのようなミニサイズのSUV人気が高まっている。

 自動車社会の欧州では、ファーストカーとしてロングドライブで使用するサルーンや大型SUVのほか、タウンユースの足としてコンパクトで使い勝手がよく、燃費性能に優れるミニサイズのSUVをセカンドカーに所有するケースが多い。

 都市部ではミニSUVをファーストカーとして、大型車を持たないというライフスタイルも増えている。

 トヨタは欧州向けにアイゴXを10月5日に発表した。

2021年11月5日、トヨタが欧州で正式発表したアイゴX(クロス)。アイゴはトヨタの欧州専売コンパクトカーだが、このアイゴXも欧州専売となる計画。エクステリアのデザインイメージはアイゴというよりもヤリスの面影を感じさせる。フロントマスクが印象的だ

 アイゴは日本向けにはない欧州専用のコンパクトカーだが、そのアイゴの名を冠したSUVがアイゴX。

 写真を見てのとおり、ヤリスのプロポーションを活かしながら、躍動的なフォルムを作り上げており、カッコいい。

 ヤリスで好評のGA-Bプラットフォームをベースに開発されたミニSUVで、欧州マーケットで存在感をアピールすることになる。

■「レクサスLF-SAをデザインスタディとするミニSUV」とは??

 こうしたミニSUVの流れが日本にも押し寄せる。

 欧州の都市部の自動車使用環境は日本とよく似ており、一時期は若者のクルマ離れなどと言われていたが、コロナ禍による公共交通機関利用への忌避感などから、パーソナルスペースを確保しながら移動できる自動車が見直され、改めて所有意欲を高める若い世代が増えている。

 機動力や経済性、さらに従来の価値観にとらわれない新感覚で、SUVに対するニーズが高まっていることを各自動車メーカーは察知し、素早く対応策に動いている。

 アイゴクロスの国内投入計画は残念ながら今の時点ではないようだが、トヨタはアイゴクロスのレクサス版ともいえるミニSUVを国内投入を念頭に開発しているという。

 それが2015年のジュネーブショーで公開された「レクサスLF-SA」だ。

欧州ではトヨタブランドのアイゴXが登場するが、そのレクサスバージョン。全長4000mm前後のコンパクトサイズで、タウンユースをメインとした、スタイリッシュなミニSUVとなる。直3、1.5Lハイブリッドを搭載することになるだろう。価格は200万円台からか?
新型のデザインスタディとなる、2015年のジュネーブショーで出展されたレクサスのミニSUV「LF-SA」

 このモデルのエクステリアデザインはデザインコンセプト的要素が大きいが、全長4000mmクラスのミニSUVという企画コンセプトはまさに欧州、そして日本のマーケット事情にジャストマッチしている。

 トヨタブランドモデルがアイゴクロスで欧州専売、レクサスLF-SAを日本投入するというのがトヨタの計画で、例えばLSやLCのようなフラッグシップモデルに乗るユーザーのタウンユースカーとしての需要、さらにはレクサスへのエントリーモデルとして大いに期待ができるミニSUVとなる。

 パワートレーンはGA-Bプラットフォームということを考えると、ヤリスに搭載される直列3気筒1.5Lハイブリッドが有力だ。

レクサスミニSUVはヤリスなどで定評のあるGA-Bプラットフォームをベースに開発される
【画像ギャラリー】予想CGとともに欧州専売の「アイゴX(クロス)」、2015年発表の「レクサスLF-SA」をギャラリーで見る(35枚)画像ギャラリー